ニベルカ・マルテ

ニベルカ・マルテのプロフィール

ニベルカ・マルテ（Niverka Marte）は、1990年10月19日生まれのドミニカ共和国出身の女子バレーボール選手です。彼女はドミニカ共和国代表として数々の国際大会で活躍しており、特にセッターとして高い能力を持っています。彼女のスポーツキャリアは多くの成功とメダルで彩られており、特にオリンピックや世界選手権での出場は注目に値します。

来歴

マルテはサントドミンゴで生まれ育ち、若い頃からスポーツに親しんでいました。彼女は2006年にジュニア代表として北中米選手権に参加し、その後の成長が期待されました。2008年にはドミニカ共和国代表に初めて選出され、その年のパンアメリカンカップで金メダルを獲得。

彼女は2009年から本格的に代表チームでのプレーを開始し、同年の北中米選手権でチームを初優勝に導きました。初のグラチャンにも出場し、見事に銅メダルを手にしました。さらに、2010年の世界選手権や2011年のワールドカップにも出場し、国際舞台での経験を積んでいます。

2012年にはロンドンオリンピックに出場し、さらなる注目を集めました。その後、2013年からは代表チームの正セッターとしての役割が増え、モントルーバレーマスターズでも銅メダルを獲得しました。2014年のパンアメリカンカップでは金メダルを手にし、その年の世界選手権ではチームを5位入賞に導きました。2015年のワールドカップでは、その活躍が評価されてベストセッター賞を受賞しています。

球歴

マルテはオリンピックに3度（2012年、2021年、2024年）、世界選手権に3度（2010年、2014年、2018年）、そしてワールドカップには3度（2011年、2015年、2019年）出場経験があります。また、ワールドグランプリやネーションズリーグなど、数々の国際大会に参加してきました。特に北中米選手権では複数回にわたって優勝を果たしています。

所属クラブ

彼女のクラブキャリアも多彩で、2004年にはDeportivo Nacionalでプロ生活をスタートしました。その後、ModecaやMirador、Aviaciónなどのクラブを経て、さまざまなチームでプレーしました。2012年にはイトゥサチ・バクーに所属し、その後もフランスのLe Cannet VBなどで活躍。また、最近ではインドネシアのクラブにも在籍していました。

受賞歴

マルテはその確かな実力を評価され、2014年の中央アメリカ・カリブ海ゲームズでベストセッター賞を獲得しました。そして、2015年のワールドカップでも同様の栄誉に輝くなど、数多くの賞を受賞しています。これらの実績は、彼女が女子バレーボール界でどれほど重要な存在であるかを示しています。 彼女の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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