ニュース日本海プラス1
『ニュース日本海プラス1』は、
1988年4月に放送が開始され、
2006年9月29日まで日本海テレビ(NKT)で
平日夕方に放送されていた地方ニュース番組です。この番組は『
NNN Newsリアルタイム』の山陰準広域圏におけるローカルパートであり、地域特有のニュースや情報を提供することを目的としていました。
概要
『ニュース日本海』シリーズの第2弾として位置づけられ、同系列の姉妹番組である『よじまえプラス1』と共に独自のスタイルを貫いていました。この番組は、日々のニュースを視聴者にいち早く届けることを重視し、夕方の時間帯に放送されました。最初のタイトルロゴは、番組開始当初から
2006年3月まで、長年使用されていた
山口放送の『
プラス1やまぐち』の流用でしたが、
2006年4月からは新たなデザインのロゴに変更されました。
この新しいロゴデザインは、「NEWS NIHONKAI」という中央の文字を強調し、「+1」をシンプルに配置したものです。ただし、
土曜日の放送では「+1」を付けず「ニュース日本海」として放送されていました。系列局の多くが夕方ニュース番組のタイトルを変更する中、夕方ニュースとしての『プラス1』の名前を守った数少ない番組の一つでした。最終的には、
2006年9月29日に放送を終了し、『
Newsリアルタイム日本海』に移行しました。
出演者
この番組には、
平日版において
福浜隆宏アナウンサーと高井和代アナウンサーがメインで出演していました。福浜氏が休みの場合は北川博之氏が、高井氏が休む際は改野由佳氏が代わりに担当していたため、視聴者には馴染みのある顔ぶれで安定感がありました。
土曜日の放送では、特定のアナウンサーが固定決定されておらず、日本海テレビのアナウンサーがその時々に応じて担当していました。
放送内容とタイムテーブル
- - 18:16 - オープニング、ヘッドラインの紹介
- - 18:17 - 主に山陰のニュースを数本放送
- - 18:35 - フラッシュニュース(特定のBGMが使用されていました)
- - 18:36 - 日本テレビからの「エンタメSPORTS」をネット。とは言え、山陰で重大ニュースがあった際にはそのコーナーが録画されることもありました。
- - 18:42 - 特集やニュースの詳細な解説が放送されます。特集の時間は時に早まることもありました。
- - 18:50 - 天気情報を提供(時には『ヤン坊マー坊天気予報』として放送)
- - 18:52 - ニュースの振り返りや関連情報の提供
- - 18:21 - オープニング
- - 18:21:30 - ローカルニュースが放送
- - 18:24:30 - 天気情報(やはり『ヤン坊マー坊天気予報』で提供)
本番組の放送時間は、
平日が18:16から19:00まで、
土曜日は18:20から18:30までの短い時間帯でした。このような構成により、視聴者に身近な地域のニュースをいち早く伝える役割を果たしていたのです。
まとめ
『ニュース日本海プラス1』は、地域のニュースを特化して報道する貴重な番組でした。視聴者のために作られた地元密着の情報提供が特徴で、地域のコミュニティの中で重要な情報源となっていたことが、多くの人々の記憶に刻まれています。終焉を迎えた後も、その影響は地域のニュース番組に受け継がれていることでしょう。