ニューヨーク市立大学ラガーディアコミュニティ・カレッジ

ニューヨーク市立大学ラガーディア・コミュニティ・カレッジ

ニューヨーク市立大学ラガーディア・コミュニティ・カレッジは、ニューヨーク市クイーンズ区に位置する公立の二年制大学です。ニューヨーク市立大学システムの一員であり、多様な学生層と幅広い分野の教育プログラムを提供することで知られています。フィオレロ・ラガーディア元ニューヨーク市長にちなんで名付けられました。

教育

ラガーディア・コミュニティ・カレッジでは、ビジネス、テクノロジー、人文科学、医療、数学、科学など、多岐にわたる分野で約50種類の準学士号プログラムを提供しています。2010年から2011年には、2,197名の学生が卒業し、その96%が準学士号、4%がサーティフィケートを取得しました。教育は、ビジネステクノロジー部門、人文科学部門、医療数学科学部門の3つの主要部門に分かれています。

ビジネステクノロジー学部: 会計学、経営学、航空経営学、コンピューターオペレーション、観光サービス学など、ビジネス関連の専門知識とスキルを習得できます。
人文科学学部: コミュニケーション学、刑事裁判学、教育学、美術、音楽、演劇学、文学など、幅広い教養科目を学ぶことができます。
医療数学科学学部: 生物学、栄養士学、救急医療、工学、看護学、放射線学など、医療・科学分野の専門知識と技術を習得できます。

学生

ラガーディア・コミュニティ・カレッジは、国際色豊かな学生構成を誇り、160を超える国々からの学生が集まっています。学生の母語または準母語は125カ国語に及びます。2011年秋学期の学部登録者数は17,563人で、平均年齢は22歳です。学生の男女比は女性が59%、男性が41%となっています。人種別では、ヒスパニック系が37%と最も多く、次いでアジア系 (17%)、アフリカ系 (16%)となっています。白人系は10%で、その他が3%、人種不明が17%です。学生の経済状況を見ると、81.4%が年間世帯所得25,000ドル以下の家庭に属しています。

学費と財政

ニューヨーク市在住者の学費は年間3,941.70ドルです。大学の収入源は、政府からの割当金 (39.3%)、政府補助金 (31.3%)、学費 (15.4%)、その他の収入 (13.5%)、付属商業からの収益 (0.5%)となっています。

取得可能な学位

AA: Associate of Arts (準学士, リベラル・アーツ系)
AS: Associate of Science (理学準学士)
AAS: Associate in Applied Science (応用科学準学士)

ラガーディア・コミュニティ・カレッジは、多様なバックグラウンドを持つ学生に質の高い教育を提供し、キャリアアップや四年制大学への編入を支援しています。

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