ニンジャボックス

ニンジャボックス

『ニンジャボックス』は、バンダイナムコエンターテインメントが2019年9月26日に発売したNintendo Switch専用のゲームソフトです。このゲームは、子どもたちが楽しめるように工夫されており、ユニークなキャラクターとストーリーが特徴です。

登場キャラクター

トンカチ

声優は加藤英美里が担当するトンカチは、タテマクリの里出身のニンジャで、頭にはスマートフォンが装着されています。彼は目立つことが好きで、動画配信を通じて人気を得たいと考えています。

ヒロト

声 - 潘めぐみ
ヒロトはトンカチと知り合う小学5年生で、物語の重要な役割を担っています。

制作の背景

『ニンジャボックス』は新しいIP（知的財産）プロジェクトの一環として企画され、プロデューサーの佐竹伸也は、子どもたちを楽しませたいという思いを抱いていました。彼は、幼少期の経験から「ヒミツキチ」というアイデアを引き出し、今の子どもたちが興味を持つ要素を盛り込むことを目指しました。

制作にあたり、子供たちが親との関係が密接なことや、勉強をリビングで行うことが増えている現状を把握するために、児童向け漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の編集部に取材を行いました。この中で、子どもたちは自分の部屋を持ちたいという気持ちを抱いていることが分かり、主人公の設定は「自分の部屋を持たない少年」となりました。

キャラクター設定のために子どもたちを対象とした調査が行われ、反響を基にキャラクターがブラッシュアップされていきました。また、ニンジャというテーマには、既存のイメージを逆手に取って新しい視点を提供し、親しみや驚きをもたらす狙いがありました。子どもたちが憧れるユーチューバーをテーマにした「ヒミツツキチ」を作り、ニンチューブで再生回数を増やして収益を得る仕組みも導入されています。

メディア展開

漫画版は、山内コウタロウが小学館の『コロコロコミック』で連載しています。また、Webアニメ版も制作され、シーズン1が2019年8月8日から9月12日まで、シーズン2が同年10月24日から2020年2月13日まで、コロコロチャンネルとバンダイYouTubeチャンネルで配信されました。2020年4月からはシーズン3も公開されました。

Webアニメ版は、スマートフォンで動画を見ることが一般的になっている現在の子どもたちを意識して、各話約10分という短い尺で制作されています。また、視聴者が親しみやすいように、主題歌には振付も用意されています。

スタッフ

• - 原作・製作: バンダイナムコエンターテインメント
• - 総監督: 稲垣隆行
• - 監督: 高橋順
• - シリーズ構成: 永野たかひろ
• - キャラクターデザイン: 松下浩美、川崎愛香
• - アニメーション制作: タツノコプロ
• - アニメーション制作協力: C2C
• - 製作協力: SMDE

このように『ニンジャボックス』は、ゲーム、漫画、アニメと幅広いメディア展開が行われ、さまざまな楽しみを提供しています。

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