ニンテンドー3DSのゲームタイトル一覧

ニンテンドー3DSのゲームタイトル一覧

このページでは、ニンテンドー3DSおよびNewニンテンドー3DS用のゲームソフトを発売日順に一覧にしています。廉価版や限定版は含まず、ゲームタイトルは基本的に発売日と発売元に基づいて記載されています。

ニンテンドー3DSの特長

ニンテンドー3DSは、3D表示が特徴の携帯ゲーム機で、ユーザーは特別な機器なしに立体映像を楽しむことができました。前世代のニンテンドーDSとは異なり、2つのカメラを用いた立体的な写真や動画の撮影機能、モーションセンサーやジャイロセンサーの搭載も覚えておきたいポイントです。また、歩数計を内蔵しており、これを利用してゲームを進める独自のスタイルも確立されています。さらに、Wi-Fiの普及により、インターネット接続が簡単になり、ダウンロード配信が可能になったことも大きな要素です。

発売の経緯

ニンテンドー3DSは2011年2月26日に日本で初めて発売されました。当初、8本のタイトルがローンチソフトとして用意されましたが、その内容が物足りないと感じる声もあった一方で、他機種と比べると妥当な本数であったという意見もありました。任天堂タイトルは『nintendogs + cats』のみでしたが、これは戦略的なものであったと考えられます。

発売開始から1週間後に37.1万本を売り上げたものの、2011年3月11日に発生した東日本大震災が影響を与え、マーケティング戦略や新作の販売計画が大きく見直される事態となりました。そして、4月から5月にかけての販売は低迷しましたが、6月には『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』が売上を伸ばしました。

異例の価格改定が行われた8月11日以降、販売は急増しました。同年の最後には、『マリオカート7』や『スーパーマリオ 3Dランド』がミリオンセールスを達成し、サードパーティからの注目タイトル『モンスターハンター3G』も年末までに好調な売り上げを記録しました。

海外市場の展開

北米市場においては、2011年3月25日に、欧米ではその数日前に本体が発売されました。これらの地域でも、日本と同様のタイトルが展開され、さらに『Rayman 3D』など日本未発売のソフトも加わりました。

2012年は本体の販売が好調であり、7月にはニンテンドー3DS LLが発売されると、さらなる勢いを得ることになります。この年には『とびだせ どうぶつの森』や『New スーパーマリオブラザーズ 2』が共にミリオンセールスを記録し、サードパーティでもヒット作品が続出しました。

人気タイトルの台頭

2013年は『ポケットモンスター X・Y』や『モンスターハンター4』が大ヒットを記録し、全パッケージソフトの売り上げ上位には多くのニンテンドー3DSタイトルがランクインしました。同年にはニンテンドー3DSの特性を生かした『パズドラZ』も人気を集め、メディアミックスも盛り上がりを見せます。

2014年以降、ニンテンドー3DSは新たなタイトルを次々と発表し、『妖怪ウォッチ』シリーズや『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』、さらにはシリーズ化された『モンスターハンター』などがゲーム界を賑わせました。2015年には、スマートフォン発の人気タイトルも登場し、その影響を受けました。

市場の変化

2016年には『ポケットモンスター サン・ムーン』のヒットが目立ち、その後、Nintendo Switchの登場により、ニンテンドー3DSの市場は徐々に縮小していきました。2018年には発売タイトルの数が大幅に減少し、2019年には新作がわずか2作品のみとなり、事実上の終息を迎えることとなります。

また、ニンテンドーeショップは2023年3月28日にサービスを終了し、これにより全てのダウンロードソフトの配信が終了しました。

まとめ

ニンテンドー3DSは、数多くのヒット作を生み出しながらも、数年で市場の変化によりその役割を終える運命にありました。その中で発表された1791本のゲームタイトルは、多くのユーザーに愛され、傑作として記憶され続けることでしょう。

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