ネクス・レーシング

ネクス・レーシング（NCXX RACING）の軌跡

ネクス・レーシングは、ネクスグループが運営する、鈴鹿8時間耐久ロードレース（8耐）に参戦するレーシングチームです。2014年に「WINNER Z-TECH & NCXX Group」として初参戦を果たし、2016年からは現在のチーム名「NCXX RACING」として、単独スポンサーによるチーム運営を行っています。

チームの背景と理念

株式会社ネクスと株式会社ネクス・ソリューションズは、M2M分野の製品開発において、オートバイ用GPSデータロガー端末を共同で開発しています。この技術開発の背景には、鈴鹿8耐のような過酷な環境で製品を鍛え、品質を高めるという理念があります。また、「和をもってチーム力で勝つ」という日本企業の精神を体現し、日本の文化であるオートバイレースを応援するという目的も持っています。

参戦の歴史

2014年

チーム名: WINNER Z-TECH & NCXX Group
ライダー: 國松俊樹、吉田忠幸、宮崎祥司
レースクイーン: 早川愛、松山花音、立木ゆりあ、岩間エレナラモナ、庄山あゆみ
結果: 総合21位 (162周, 6:57'41.343, ベストラップ 2'17.028)
この年は降雨の影響でレース時間が短縮される中、初参戦ながら21位で完走を果たしました。

2015年

チーム名: WINNER Z-TECH & NCXX Group
ライダー: 國松俊樹、川瀬和希、齋藤達郎
レースクイーン: 能勢ひとみ、庄山あゆみ、YUI、福田千明、鳳ゆま
結果: 区分外 (152周, 8:02'22.379, ベストラップ 2'15.734)

2016年

テクニカルパートナー: 横井エンジニアリング
チーム名: NCXX Racing
ライダー: 國松俊樹、吉田忠幸
レースクイーン: 黒崎まゆ、栗沢綾乃、高家望愛
結果: 総合29位 (202周, 8:01'55.872, ベストラップ 2'16.392)
SSTクラスで3位入賞を果たしました。

2017年

チーム名: NCXX Racing
ライダー: 國松俊樹、吉田忠幸、長尾健吾
レースクイーン: 霧島聖子、栗沢綾乃、近藤みき、比良祐里
結果: 総合25位 (203周, 8:00'58.471, ベストラップ 2'12.343)
SSTクラスで3位入賞と、安定した成績を残しました。

2018年

チーム名: #502 NCXX RACING、#806 NCXX RACING & ZENKOUKAI
ライダー: #502 國松俊樹、吉田忠幸, #806 長尾健吾、松本隆征
レースクイーン: 央川かこ、星野奏、今井えり、根本美里、Hanako V
結果:
#806 総合18位 (190周, 8:01'30.560, ベストラップ 2'11.843)
#502 総合26位 (186周, 8:00'14.050, ベストラップ 2'15.389)
SSTクラスで#806が1位、#502が5位と、両チームが好成績を収めました。

2019年

チーム名: #502 Zaif NCXX RACING、#806 Zaif NCXX RACING & ZENKOUKAI
ライダー: #502 國松俊樹、吉田忠幸、長尾健史 #806 長尾健吾、ステファン・ヒル
レースクイーン: 央川かこ、星野奏、安藤まい、浜嶋りな、桐生萌子、葵井えりか、加藤恵里奈、泰河愛
結果:
#806 総合18位 (207周, 7:57'20.322, ベストラップ 2'11.386)
#502 総合35位 (196周, 7:55'41.461, ベストラップ 2'13.404)
SSTクラスで#806が2位、#502が7位となりました。

2020年

チーム名: NCXX RACING
監督: 原田哲也
新型コロナウイルス感染症の影響によりレースは中止となりました。

2021年

チーム名: NCXX RACING with RIDERS CLUB
ライダー: 伊藤勇樹、長尾 健吾、長尾 健史
監督: 原田哲也
前年に引き続き、レースは中止となりました。

2022年

チーム名: #806 NCXX RACING with RIDERS CLUB
ライダー: #806 伊藤勇樹、南本宗一郎、井手翔太
監督: 原田哲也
レースクイーン: 星野奏
結果: 総合16位 (202周, 8:03’03.945, ベストラップ 2’09.968)
SSTクラスで2位入賞を果たしました。

2023年

チーム名: #86 NCXX RACING with RIDERS CLUB
ライダー: #86 伊藤勇樹、前田恵助、中山耀介
監督: 原田哲也
レースクイーン: 星野奏、明璃奈、平野由佳
結果: 総合14位 (209周, 8:02’00.406, ベストラップ 2’10.478)
* NSTクラスで1位を獲得。EWCを含めたYAMAHAチームの中でもトップの成績を収めました。

まとめ

ネクス・レーシングは、技術力とチームワークを駆使し、鈴鹿8耐で着実に成長を遂げてきました。今後の活躍にも期待が高まります。

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