ネットサーフィン

ネットサーフィンとは

ネットサーフィン（ネットサーフ）とは、インターネット上のウェブページを、興味の赴くままに次々と閲覧していく行為を指す言葉です。この行為は、波から波へと乗り継ぐサーフィンに例えられ、1990年代にインターネットが普及し始めた頃から広く使われるようになりました。

語源

ネットサーフィンの語源は、1992年にインターネットサービスプロバイダに勤務していたジーン・アーモア・ポリーが、雑誌への寄稿で「インターネットをサーフィンする（surfing the Internet）」という表現を用いたことだとされています。また、1991年から1992年にかけて、Usenet（電子掲示板システム）でも同様の言葉が散見されたという記録も残っています。

当時、まだ目新しかった「World Wide Web」の「Web」という単語が、語感の似た「wave（波）」にかけられたという説もあります。

ネットサーフィンの多様な表現

ネットサーフィンは、ウェブサイト全体を対象とするだけでなく、特定の種類のサイトを閲覧する場合にも使われます。例えば、ブログを閲覧することを「ブログサーフィン」、Wikipedia内のページを閲覧することを「Wikisurf」と表現することもあります。

ネットサーフィンの楽しみ方

ネットサーフィンは、特定の目的を持たずに、興味の赴くままに情報を探し求めるという点で、物見遊山にも似た楽しみ方があります。さまざまなウェブページを巡る中で、思いがけない発見や新たな興味に出会うこともあります。

ネットサーフィンと関連する用語

ブラウジング: ウェブページを閲覧する行為全般を指します。ネットサーフィンはブラウジングの一種と言えます。
ホームページ: ウェブサイトの起点となるページです。ネットサーフィンはこのホームページから始まることが多いでしょう。
トラフィックエクスチェンジ: ウェブサイトへのアクセス数を増やすための相互リンクシステムです。ネットサーフィン中にこれらのリンクを踏むこともあります。
物見遊山: 特に目的を持たずに、あちこち見て回って楽しむことです。ネットサーフィンも、目的を定めずに楽しむことができます。

ネットサーフィンは、インターネットの普及とともに生まれた、自由で創造的な情報探索のスタイルです。目的を持たずに、興味のおもむくままに様々なサイトを巡ることで、新たな発見や興味に出会うことができるでしょう。

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