ネバー・ゴーイング・ノーウェア

『ネバー・ゴーイング・ノーウェア』は、イギリスのロックバンド、ブルートーンズがリリースしたシングルであり、その表題曲名でもあります。この楽曲は、アルバム『ルクセンブルク』からのセカンドシングルとして発表され、全英シングルチャートで40位を獲得しました。特筆すべき点として、現時点において、この『ネバー・ゴーイング・ノーウェア』がブルートーンズにとって最後の全英トップ40入りシングルとなっています。

表題曲である『ネバー・ゴーイング・ノーウェア』は、アルバム『ルクセンブルク』に収録されている他の楽曲と比較して、比較的初期のブルートーンズの音楽スタイルに近い楽曲として評価されています。バンドのフロントマンであるマーク・モリス自身も、このシングル曲を特にお気に入りの楽曲として挙げています。

また、シングルのカップリングに収録されている『Never Going Nowhere (69 Corp vs Bluetones)』と題されたリミックスバージョンが存在します。興味深いことに、このリミックスバージョンは、ブルートーンズのアルバム『A Rough Outline』には収録されていません。

収録曲

CD1

1. Never Going Nowhere
2. Suffer In Silence
3. Never Going Nowhere (69 Corp vs Bluetones)

CD2

1. Never Going Nowhere
2. Pram Face
3. Choogie Monbassa

7インチレコード

1. Never Going Nowhere
2. Suffer In Silence


『ネバー・ゴーイング・ノーウェア』は、ブルートーンズの音楽的な変遷と、彼らのキャリアにおける重要なターニングポイントを示す作品と言えるでしょう。マーク・モリスのお気に入りであることからも、楽曲自体の完成度の高さが伺えます。カップリング曲を含め、ブルートーンズの魅力を多角的に楽しめるシングルです。

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