ネーブルカデナ

ネーブルカデナについて

ネーブルカデナは、沖縄県中頭郡嘉手納町にある複合商業施設です。この地域でのショッピングやレジャーの中心地として、長い歴史を持っています。1992年に開業し、当初は沖縄県初の会員制大型店舗として知られていました。大手流通グループであるダイエーが運営した時期もあり、その後もさまざまなテナントが入居してきました。

館内構成

施設は、正面から見ると右側から本館、南館、新館の3棟構成になっています。

• - 本館: 地上3階建てで、1階にはいくつかのテナントが入居しています。一方、2階はテナントの撤退により現在は空店舗となっています。
• - 南館: こちらも地上3階建てで、1階には「ホームセンタータバタ」があり、主に園芸関連の商品が販売されています。しかし、2階と3階は閉鎖されている状況です。
• - 新館: 地上1階建てで、1階には「ホームセンタータバタ」が入居しています。また、屋上には駐車場も完備されています。

歴史

開業

ネーブルカデナは1992年12月に開業しました。

ダイエー時代

1997年7月、ダイエーは運営に関わりを持ち、翌年の1998年には新館を建設し、「Kou'Sネーブルカデナ店」、つまり国内6店舗目の会員制大型店を発表しました。1999年4月22日、沖縄初の会員制店舗として開店しましたが、2002年には売上の低迷が続き、経営再建のために3店舗を閉鎖することになりました。続いて、2003年には「トイザらス」が閉鎖しました。

サン総合開発時代

2004年には新館1階に新たに「タウンプラザかねひで」、「ホームセンターさくもと」、「エース」、「タイヘイ薬品」、「アミュージアム」が開店しました。こうした変化の中で運営は続き、2006年には「ホームセンターかねひで」が新たに開店しました。

タバタ時代

2011年7月、ホームセンター専門のタバタが土地と建物を取得し、2012年3月には「ホームセンターかねひで」が撤退。その後、7月には「ホームセンタータバタ」が開店しました。また、2013年には南館3階に琉球ドラゴンプロレスリングの常設会場が設置され、「ネーブルカデナアリーナ」として活動を開始しました。しかし、2020年12月にはアリーナも閉鎖されました。

主なテナント

本館には、沖鮮市場やダイソー、メガネ21などが入居しています。また、南館と新館のいずれにも「ホームセンタータバタ」があり、別館にはケンタッキーフライドチキンもあります。

過去のテナント

本館では、auショップやソフトバンク、トイザらス、さらにはマクドナルドやミスタードーナツなど、かつて多くのテナントが存在しました。南館や新館でも、ゲオやシェーキーズ、タイヘイ薬品などが過去に入居していました。

このようにネーブルカデナは、長い歴史の中で多くのテナントと共に変遷を重ね、多様なショップとサービスを提供してきました。地域の人々にとって欠かせないスポットとして、今後もその役割を果たしていくでしょう。

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