ノクターン/カンパニュラの恋

平原綾香の17枚目のシングルとしてリリースされた『ノクターン／カンパニュラの恋』は、両A面シングルとして、その美しい旋律と平原綾香の歌声で多くの人々を魅了しました。

解説

このシングルは、フレデリック・ショパンの代表的なピアノ曲『夜想曲（ノクターン）第20番』に、それぞれ異なる言語で歌詞をつけた2曲を収録しています。

ノクターン：全英語詞で、ドラマ『風のガーデン』の主題歌として使用されました。第59回NHK紅白歌合戦では、南流石の舞踏とともに披露され、日本語訳のテロップが表示されるという演出も話題を呼びました。
カンパニュラの恋：日本語詞（一部英語）で、『風のガーデン』の挿入歌として使用されました。カンパニュラは、日本では「ふうりんそう」として知られるキキョウ科の植物で、その花言葉は感謝、誠実さです。

楽曲詳細

1. ノクターン
作詞：史香
作曲：ショパン・椎名邦仁
編曲：椎名邦仁
フジテレビ系ドラマ『風のガーデン』主題歌。
2. カンパニュラの恋
作詞：平原綾香
作曲：ショパン・椎名邦仁
編曲：椎名邦仁
『風のガーデン』挿入歌。
3. ノクターン〜Vocal-less Track〜
4. カンパニュラの恋〜Vocal-less Track〜
5. BAMBINA（Special Track）
作詞・作曲：Lara Fabian・Janey Clewer
ララ・ファビアンの同名曲のカバー。ドラマ『風のガーデン』で、平原綾香が演じる氷室茜がピアノの弾き語りで歌っていました。

チャート成績

オリコンチャートでは、初登場11位でしたが、2008年12月29日付のチャートで7位を記録し、TOP10入りを果たしました。平原綾香のシングルとしては『Jupiter』以来2作目のTOP10入りとなりました。さらに、紅白歌合戦での歌唱後、2009年1月12日付のチャートでは6位を記録し、最高順位を更新しました。

カバー

カンパニュラの恋
* 佐々木真央 - ミニアルバム『佐々木真央』（2015年3月25日）に収録。

『ノクターン／カンパニュラの恋』は、クラシック音楽とポピュラー音楽の融合、ドラマとのタイアップ、そして平原綾香の歌唱力によって、幅広い層に支持された作品と言えるでしょう。

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