ハイヤングKYOTO (第一期)

ハイヤングKYOTO 第一期

「ハイヤングKYOTO」は、1981年4月から1987年3月にかけてKBS京都で放送された深夜ラジオ番組です。この番組は、前身の「ハイヤング11」の後を受けて開始され、関西以外からも多くの芸能人を招き入れて独自のスタイルを展開しました。

番組の概要

番組は、毎日22:00から25:00の時間帯に放送され、各曜日ごとに異なるパーソナリティが活躍しました。特に、名古屋を拠点として活動するつボイノリオや、東京を拠点とするおすぎとピーコ、さらには北海道からの参加があったみのや雅彦など、地域を超えたパーソナリティの参加は特筆すべき点です。お便りの紹介やフリートークが中心となるこの番組では、曜日によって音楽編成や話題が異なる特徴がありました。

例えば、水曜日のつボイノリオの回では、彼自身の楽曲以外は音楽が控えられ、トークがメインとなっていました。一方で、金曜日の若宮てい子の担当する回では、洋楽が多く取り上げられ、聴取者を楽しませました。

1985年10月からは金曜と土曜の放送が「パート1」と「パート2」に分かれ、土曜日には著名なパーソナリティであるやしきたかじんが参加しました。番組は1987年3月に終了しましたが、その後は「フリーキャンパスKYOTO」に引き継がれました。また、2011年には特番として「復活!!つボイノリオのハイヤングKYOTO」が放送されました。

パーソナリティの紹介

ハイヤングKYOTOでは、一週間を通じて数々のパーソナリティが番組を盛り上げました。

• - 月曜日

- 1981年4月 - 1983年3月：おすぎとピーコ
- 1983年4月 - 1986年3月：寺島まゆみ
- 1986年4月 - 1987年3月：グーフィ森

• - 火曜日

- 1981年4月 - 1987年3月：桂文珍、こせん
文珍は前番組からそのまま担当しており、後の番組でも活動を続けました。

• - 水曜日

- 1981年4月 - 1987年3月：つボイノリオ

• - 木曜日

- 1981年4月 - 1983年3月：ザ・ぼんち
- 1983年4月 - 1984年9月：宇佐元恭一
- 1984年10月 - 1987年3月：村田和人

• - 金曜日

- 1981年4月 - 1985年9月：若宮てい子
- 1985年10月 - 1987年3月：越前屋俵太

• - 土曜日

- 1981年4月 - 1982年3月：鈴置雄三
- 1982年4月 - 1985年9月：島田紳助
- 1985年10月 - 1986年10月：島田紳助（パート1）／やしきたかじん（パート2）
- 1986年11月 - 1987年3月：ゲストパーソナリティーとやしきたかじん

• - 日曜日

- 1981年4月 - 1982年3月：立原啓裕
- 1982年4月 - 1984年9月：鈴置雄三
- 1984年10月 - 1986年3月：みのや雅彦
- 1986年4月 - 1987年3月：森脇健児

このように、多様な顔ぶれとともにリスナーを楽しませた「ハイヤングKYOTO」は、関西の深夜ラジオ文化に大きな影響を与え続けています。

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