ハエ男/Memories

森高千里の19枚目のシングルとして1993年6月25日に発表された『ハエ男/Memories』は、両A面シングルとしてリリースされました（CDコード：WPDL-4351）。

楽曲について

『ハエ男』と『Memories』は、どちらもアルバム『LUCKY 7』からのシングルカットであり、シングルバージョンとしてリメイクされています。特に『ハエ男』は、森高千里が初めて作詞・作曲の両方を手がけたシングルとして知られています。

『ハエ男』では、森高自身がドラムと左チャンネルのピアノを演奏しており、右チャンネルのピアノは橋本慎が担当しています。一方、『Memories』は、ギター（斉藤英夫によるバッキング＆ソロ）以外の楽器は打ち込みによって制作されています。シングルバージョンでは、ギターソロがアルバムバージョンよりも前面に押し出され、ツインハモリソロとしてフィーチャーされている点が特徴です。このハモリコーラスも斉藤英夫が歌唱しています。なお、ベストアルバム『DO THE BEST』にはシングル版が収録されています。

パッケージ

CDには特典として、「ハエ男」と「ハエ女」のステッカーが付属していました。

収録曲

1. ハエ男（Single Version）
作詞・作曲：森高千里
フジテレビ系『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』ハエ男コーナー挿入歌
2. Memories（Single Version）
作詞：森高千里、作曲・編曲：斉藤英夫
フジテレビ系『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』エンディングテーマ

カバー

2013年には、℃-uteがシングル『この街』の初回限定盤C・Dのカップリングとして『Memories』をカバーしました。

『ハエ男/Memories』は、森高千里の音楽的な才能が発揮された作品であり、90年代のJ-POPシーンを代表する一曲として、今もなお多くのファンに愛されています。特に『ハエ男』は、ユーモラスな歌詞と独特なメロディーが印象的で、森高千里の個性が際立つ楽曲と言えるでしょう。

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