ハゲタカウォーズ!!

『ハゲタカウォーズ!!』

『ハゲタカウォーズ!!』は、テレビ東京で不定期に放送されるクイズバラエティ番組です。この番組の特徴は、「横取り」をテーマにした心理戦にあります。出演者がそれぞれ解答権を奪い合い、緊張感あふれる対戦が繰り広げられます。特に決勝では、相手の賞金を横取りするシーンに視聴者はハラハラドキドキ。好評を得たため、過去には何度か特番として放送されてきました。

番組概要

番組の進行は、極楽とんぼの加藤浩次が司会を務め、テレビ東京のアナウンサーである大橋未歩がアシスタントとして参加。また、モニタリング実況を松丸友紀が担当しています。出演者には、極楽とんぼの山本圭壱や、タレントの藤崎奈々子、井戸田潤（スピードワゴン）、さらには安田大サーカスやキングコングといった多彩な面々が名を連ねています。

番組は複数のブロックに分かれており、各ブロックにつきゲストが参加します。特に最初の回からの流れや席順は観客の注目を集め、視聴者の期待を増幅させます。

ルール

『ハゲタカウォーズ!!』のルールはシンプルでありながらも、頭脳を競う要素が詰まっています。10名（2006年7月6日は12名）が2つのブロックに分かれ、各ブロックで解答権を巡る競争が繰り広げられます。まず、親となる解答者を抽選で決定し、その親は用意された問題から1問を選びます。この問題には、正解が10個以上あるため、解答者はその正解を予測してフリップに書き込みます。

誰かと答えが重なった場合「ハゲ被り」と呼ばれるルールが適用され、その解答者は挑戦権を失います。親が答えを言っていく中、他の参加者が「ハゲタカ」と宣言して解答権を奪うことができるため、心理的な駆け引きが大きな見どころです。ポイントが獲得され、最終的にはファイナルハゲタカ（決勝）へ進出する選手が決まります。

決勝戦では、与えられた問題に対し、両ブロックの代表が交互に答えていきます。正しい答えを最初に述べた者が勝利し、賞金を得る仕組みとなっています。時には予想外の展開や珍回答が飛び出し、視聴者に笑いを提供することもしばしば。特に井戸田と磯山のユーモラスなやり取りや、アナウンサーの大橋未歩が途中から声がかすれたエピソードなど、キャスト陣の個性が際立つ瞬間も多いです。

エピソード

番組中に起きた面白いハプニングも視聴者の記憶に残ります。例えば、ハゲタカが同時に出現するという珍しい状況や、出演者の新たな答え方に対する大爆笑の場面などがその一例です。また、通常あり得ない事態が起こることで、視聴者に新たな面白さを提供することがあります。小沢さんが「ハゲタカ」ではなく「トラウマ」と言ったり、面白おかしい回答が注目を集めることも。

『ハゲタカウォーズ!!』は、ただのクイズ番組という枠を超えた、視聴者を惹きつけてやまないエンターテインメントです。

もう一度検索