ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中

ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中！

『ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中！』は、函館市の依頼を受けて株式会社シンプルウェイがプロデュースし、有限会社猫乃手堂が制作した観光PR用のウェブムービーです。初回のエピソードが2008年12月に公開され、全体で6話と外伝「イカール星人外伝」がYouTubeに掲載されています。また、映像のワイド画面化や新作映像を追加した特別篇のDVDも2012年に発売され、その中には「侵略!?イカ娘」の応援シールも同梱されています。同年にはBSフジで再編集版も放送されており、映像展開が多岐にわたっているのが特徴です。さらに、2013年にはBlu-ray Discも登場し、更新された内容が反映されています。

ストーリー概要

物語は、宇宙人とのファーストコンタクトから150年後の函館を舞台に展開されます。函館はその後、様々な宇宙の侵略者と戦いながら、観光に力を入れる街へと進化しました。開港当初に結ばれた宇宙的不平等条約の改正にも成功し、広く宇宙から観光客を迎え入れる街になったのです。しかし、全国的に有名なイカの消費都市である函館の市民に怒りを募らせた「イカール星人」が、侵略を試みることになります。函館の防衛に立ち上がる様々なメカニックとの戦闘が展開され、函館の未来がどうなるのか、スリリングな展開が待っています。

主なキャラクターとメカニック

物語には、函館を守るために設計された数多くのキャラクターやメカニックが登場します。

• - タワーロボ: 全長107mの巨大変形ロボットで、通常は五稜郭タワーの形状を保っています。戦闘時にはロボット形態に変形し、格闘戦でイカール星人に立ち向かいます。
• - 空中城砦ゴリョウカク: 五稜郭を改造した戦艦で、空と宇宙での戦闘が可能。先進的な武器を装備し、宇宙人に立ち向かう役割を担います。
• - IKABO: イカール星人の侵略用ロボットで、全長170mのイカ型ロボット。観光用に修復されましたが、侵略活動に戻ってきました。
• - SGS（スゴイ市役所）: 元々イカール星人によって破壊された市役所が改造されたもので、高い防衛能力を持っています。
• - ハマデ式対イカール星人用光線兵器: 陸上自衛隊により開発され、イカール星人に特化した光線兵器です。

これらのキャラクターやメカニックが融合し、ストーリーを一層盛り上げます。

イカール星人とその目的

イカール星人は、ハコダテの豊かなイカ文化に激怒し、侵略を決意した宇宙人です。彼らは科学技術が非常に発達しており、様々な侵略兵器を保有していますが、どこか抜けたところもあるキャラクターです。物語は、彼らの持つ強力な武器やリーダー、「イカール・コマン・ダール」との対決を中心に展開されます。

まとめ

『ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中！』は、ユニークなキャラクターと面白いストーリー展開で、観光都市函館の魅力を引き立てる作品です。宇宙人とのコンタクトや観光都市としての進化、さらには戦いを描くことで、多様な楽しみ方ができます。それにより、函館の知名度を高めるとともに、視聴者に新しい形の観光PRを提供しています。

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