ハッチャキ!!マチャアキ

『ハッチャキ!!マチャアキ』

番組概要

『ハッチャキ!!マチャアキ』は、1971年10月22日から1973年3月30日まで、日本テレビ系列局で放送されていた楽しいバラエティ番組です。毎週金曜の19:30から20:00の時間帯に放送され、多くの視聴者に親しまれました。番組Hosted by堺正章や多彩なレギュラー陣たちが、さまざまな形式のエンターテイメントを提供していました。

この番組は、ゲスト歌手の参加を交えたコントや踊りなどが中心となっており、公開放送の形で行われていたため、当時のテレビ番組としては新鮮な試みでした。

出演者

主な出演者には、堺正章を中心に、ゴールデンハーフやコロムビアゆりかご会が名を連ねていました。番組の早い段階から参加していた坂上しのぶは、当初児童コーラス『グリンピース』のメンバーとして出演し、その後はコント内の子供キャラクターとして観客を楽しませました。

番組の特徴

『ハッチャキ!!マチャアキ』の中でも特に印象的なコーナーは、以下の二つです。

ハッチャキ仮面

このコーナーでは、一般の子供たちが登場し、撮影に使われた怪獣の着ぐるみと戦う様子が描かれました。参加した子供の中で特に活躍した一人には「ハッチャキ賞」が贈られ、視聴者もその子供のナンバーを書くことで海外旅行の抽選に参加することができました。その中で登場した怪獣たちは、円谷プロの特撮番組に由来することが多く、子供たちが繰り広げる活躍が視聴者の楽しみとなっていました。

コントコーナー

中盤で展開されるコントセグメントでは、堺正章とゴールデンハーフ、そして毎回のゲストが織り成すシチュエーションコントが特に家庭で人気を博しました。

踊りのコーナー

ダンスセッションでは、全出演者が「ハッチャキ・ダンス」や「ハッチャキ・マーチ」のテーマソングに合わせて踊っていました。これらの楽曲は双方ともに2番まで存在し、その間に視聴者とのインタラクションがあったのも特徴的でした。

音楽

オープニングとエンディングのテーマ曲には文部省唱歌「村祭り」の替え歌が使用されていました。番組の前期には「ハッチャキ・ダンス」という挿入歌、後期には「ハッチャキ・マーチ」という曲が番組内で披露されました。

放送局

本番組は日本テレビをキー局として、全国各地の地上波で放送されました。札幌テレビ、青森放送、名古屋テレビなど、さまざまな地方局でも同時ネットされ、多くの視聴者に親しまれていました。また、新潟総合テレビや静岡放送などの遅れネット局もあり、地域ごとに楽しむことができました。

このように、楽しいバラエティとして多くの人々に親しまれた『ハッチャキ!!マチャアキ』は、その創造性やエンターテインメント性によって日本のテレビ史に一時代を刻むこととなりました。

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