ハミダシモノ

EP『ハミダシモノ』の概要



『ハミダシモノ』は、日本の声優兼シンガーソングライター楠木ともりの初のEPとして、2020年8月19日SACRA MUSICからリリースされました。この作品には、表題曲『ハミダシモノ』を含む4曲が収録されており、いずれも彼の独自の音楽性が際立っています。特に、『ハミダシモノ』はテレビアニメ『魔王学院の不適合者』のエンディングテーマに起用され、その注目度を一層高めました。

各楽曲の解説



ハミダシモノ


表題曲である『ハミダシモノ』は、楽曲のタイトルがキャラクターを象徴しており、作品の内容に寄り添う形で1コーラス目が構築されています。楠木は、歌詞とキャラクターが重なることでリスナーの受け取り方が変わるよう意識して作ったと語っています。この楽曲は、マイノリティの立場を肯定するメッセージが込められており、個性を強みに変えることの重要性を描いています。

眺めの空


この楽曲は、楠木がインディーズ時代に初めて自ら作詞・作曲を手掛けた作品です。当時の彼は自分の意見を表現することに恥じらいを感じていましたが、アイスをテーマとした妄想のストーリーを元に楽曲を創り上げました。彼の成長が感じられる一曲です。

ロマンロン


楠木は『ロマンロン』について、「夢を追う人を応援したい」という気持ちから作ったと語ります。自身の友人が芸能界を目指していることが、制作のインスピレーションになったとのこと。友達の姿をカッコよく感じ、それをスッと表現した楽曲となっています。

僕の見る世界、君の見る世界


この曲は、自分を犠牲にして憧れの存在になりたいという想いを払拭することをテーマにしています。従来の楽曲制作方法とは異なり、先にコードのデモを作成してもらい、その上で鼻歌でメロディを乗せるという新しいアプローチを取り入れています。

プロモーション


『ハミダシモノ』は特定の販売店での先着購入者特典があり、アナザージャケットやメガジャケが配布されました。タワーレコードとのコラボキャンペーンでは、スペシャルコラボポスターが展示され、限定のレシートが発行されるなど多様なプロモーションが行われました。また、特別イベントも実施され、多くのファンが彼の音楽に触れる機会を得ました。

収録曲・参加ミュージシャン


EPには、『ハミダシモノ』のほかに3曲が収められており、独特なアレンジで表現されています。参加ミュージシャンについては、多くの新進気鋭のアーティストが名を連ねています。

楠木ともりの『ハミダシモノ』は、彼女の音楽的な旅の出発点とも言える作品であり、聴く人に強い印象を与える作品となっています。今後の彼女の活動からも目が離せません。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。