ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、ユニバーサル・パークス&リゾーツにある、大人気映画『ハリー・ポッター』の世界をテーマにした、モーションベースのダークライドです。まるでホグワーツ魔法魔術学校の生徒になったかのように、ハリーたちと一緒に空を飛び、魔法界を冒険するスリル満点の体験ができます。
各地のパーク
現在、以下のユニバーサル・スタジオで体験できます。
アイランズ・オブ・アドベンチャー(ユニバーサル・オーランド・リゾート)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
ユニバーサル・スタジオ・北京
それぞれのパークで、アトラクションの映像や特殊効果に違いがあり、何度体験しても新しい発見があります。
アトラクションの魅力
ストーリー
アトラクションは、ホグワーツ城を巡る冒険の旅へとゲストを誘います。まずはホグワーツ魔法魔術学校の門をくぐり、おしゃべりな肖像画や組分け帽子など、映画でおなじみのアイテムが並ぶ
ダンジョンを進みます。校長室ではダンブルドア校長が、闇の魔術に対する防衛術の教室ではハリー、ロン、ハーマイオニーが登場し、これから始まる冒険への期待を高めます。
ライドに乗ると、ハーマイオニーがフルーパウダーを使って、ゲストを天文台へと送り込みます。天文台から見えるホグワーツの景色を堪能した後は、ハリーとロンと一緒に空を飛び、クィディッチの試合を観戦したり、ハグリッドと一緒に禁じられた森を探検したりと、様々な冒険が待ち受けています。しかし、ドラゴンやディメンターなど、危険な生き物も現れ、スリル満点の展開が繰り広げられます。
最新技術
このアトラクションの最大の特徴は、
クーカのロボコースター技術を採用している点です。
ロボットアームがコース上を動きながらシートが回転することで、予測不能な動きとスリルを生み出し、これまでにない没入感を体験できます。また、ライドの動きに合わせて、映像や特殊効果が連動することで、まるで本当に魔法の世界にいるかのような感覚を味わえます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、
4K解像度の鮮明な映像に加え、3D化や
フレームレートの向上など、常に最新技術を取り入れたリニューアルが行われています。これにより、さらに臨場感あふれる体験が可能となりました。また、視界を遮る3Dゴーグルが不要になったことで、より快適にアトラクションを楽しめるようになっています。
登場人物
アトラクションには、ハリー・ポッター、
ロン・ウィーズリー、
ハーマイオニー・グレンジャーなど、映画シリーズでおなじみの主要キャラクターが登場します。それぞれのキャラクターを演じる俳優も、当時のキャストが再演しており、映画の世界観を忠実に再現しています。
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
ロン・ウィーズリー:
ルパート・グリント
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
アルバス・ダンブルドア:
リチャード・ハリス
* ルビウス・ハグリッド:
ロビー・コルトレーン
建設秘話
アトラクションの建設には、最新技術と高度なデザインが駆使されています。ユニバーサル・クリエイティブの社長であるマーク・ウッドベリーは、「ゲストが知っているようなテーマパーク体験を一変させる」と語っており、その言葉通り、これまでにない革新的なアトラクションとして、多くの人々を魅了しています。
評価
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、その革新性とテーマ性で高い評価を得ています。アミューズメント・トゥデイの年間ゴールデンチケット賞では、
2010年のベスト・ニューライドに選ばれ、その後も5年連続でベストダークライド部門を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。
ホグワーツ城を体験するもう一つの方法
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、アトラクションを利用せずにホグワーツ城内を見学できる「ホグワーツ・キャッスルウォーク」も実施されています。アトラクションに乗り物酔いしやすい方や、じっくりと城内を見て回りたい方におすすめです。
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、ハリー・ポッターの世界を五感で体験できる、ファン必見のアトラクションです。ユニバーサル・スタジオを訪れた際は、ぜひ体験してみてください。