ハローグッバイ (YUKIの曲)

YUKIの8枚目のシングルとしてリリースされた「ハローグッバイ」は、彼女のキャリアにおいて重要なターニングポイントとなった楽曲の一つと言えるでしょう。

作曲には、音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏が起用されました。蔦谷氏は、以降のシングル「ビスケット」まで、YUKIの楽曲制作に深く関わることになります。この楽曲から、YUKIと蔦谷氏のコラボレーションが始まったと言えるでしょう。

「ハローグッバイ」は、花王「エッセンシャル ダメージケア」のCMソングとして起用され、幅広い層に認知されることとなりました。CMでは、YUKI自身がセグウェイを運転する姿が映し出され、楽曲のイメージをより印象的なものにしています。ジャケット写真でもYUKIがセグウェイに乗っており、この楽曲の象徴的なイメージとして記憶されています。

カップリング曲の「舞い上がれ」は、ZurianiとJoachim "Jock-E" Bjorklundが作曲を担当し、田中ユウスケが編曲を手掛けています。メインの「ハローグッバイ」とは異なる雰囲気を持つ楽曲で、YUKIの音楽性の幅広さを感じさせます。

「ハローグッバイ」と「舞い上がれ」は、YUKIのアルバム『joy』に収録されています。また、「ハローグッバイ」は、ベストアルバム『five-star』にも収録されており、彼女の代表曲の一つとして位置づけられています。

この楽曲は当初、コピーコントロールCD（CCCD）規格でリリースされました。現在では、CD-DA（通常のCD）で再発されています。

「ハローグッバイ」は、YUKIの音楽キャリアにおいて、新たな方向性を示すとともに、彼女の魅力を最大限に引き出した楽曲と言えるでしょう。蔦谷好位置氏との出会い、CMソングとしての起用、そしてYUKI自身のパフォーマンスが融合し、多くの人々に愛される楽曲となりました。

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