ハートピア春江

ハートピア春江：文化と自然が調和する複合施設

福井県坂井市春江町に佇むハートピア春江は、地域住民にとってかけがえのない文化拠点です。正式名称はYURI文化情報交流館ですが、親しみを込めて「ハートピア春江」の愛称で広く知られています。1995年5月の開館以来、音楽、演劇、講演会など、多様な文化活動を支え、その役割は年々大きくなっています。優良ホール100選にも選出されており、その質の高さが証明されています。

多様な空間と充実の設備

ハートピア春江は、主に大ホール棟、交流棟、図書館棟の3つの棟から構成されています。最大の特長は、最大764席を誇る多目的ホール「ハートピアホール」です。この大ホールは、コンサートや演劇公演はもちろん、講演会や式典など、様々なイベントに対応できるよう設計されています。音響設備も充実しており、最高の舞台空間を提供しています。

交流棟には、208席の小ホールと展示交流ホールが併設されています。小ホールは、演劇や音楽発表会などに最適な規模で、親しみやすい雰囲気です。展示交流ホールは、企画展やワークショップなどに利用され、地域住民の交流の場となっています。

さらに、図書館棟には坂井市立春江図書館が併設されており、読書を通して文化に触れる機会を提供しています。図書館棟の2階には、会議室7室と茶室が設けられており、会議や懇親会などに利用できます。

これらの施設に加え、屋外には広々とした噴水広場や芝生広場などが整備されたパークも備えています。自然豊かな環境の中で、ゆっくりと休息したり、散策を楽しんだりすることもできます。

利用案内

開館時間は9時から22時までで、貸館での利用も可能です。休館日は毎週火曜日、祝日の翌日、年末年始となります。

建築概要

ハートピア春江の設計は福井県建築設計監理組合、施工は株式会社熊谷組が担当し、1995年に竣工しました。洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた建物は、地域に溶け込むように設計されています。

まとめ

ハートピア春江は、単なる文化施設にとどまらず、地域住民の生活に密着した、なくてはならない存在となっています。大ホールから図書館、そして広大なパークまで、多様な機能を備えたこの施設は、文化芸術に触れ、人々が交流し、そしてやすらぎを得られる空間を提供しています。今後も、地域社会の発展に貢献していくことでしょう。

関連施設

坂井市文化の森
みくに文化未来館

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