ハーミィホッパーヘッド〜スクラップパニック〜

『ハーミィホッパーヘッド〜スクラップパニック〜』は、1995年 9月29日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション向けのアクションゲームです。本作はユークスによって開発されました。

概要

このゲームは、ハーミィホッパーヘッドシリーズの第一作目ですが、アクションゲームとしてはこの作品だけの登場となります。プレイヤーはオーソドックスな2Dの横スクロールアクションを体験でき、多彩なキャラクターたちと様々な冒険が待ち受けています。

最大3匹の「オトモ君」と呼ばれる仲間を連れ歩くことができるのが本作の大きなポイントです。それぞれ異なる能力を持つ4種類のオトモ君は、ゲーム内で獲得したスターを配分することで成長させることが可能です。また、オトモ君と一緒にいる時には、敵と接触しても即死することはなくなりますが、特定の状態に移行するとダメージを受けた場合には即死するため、注意が必要です。

ゲームの特徴

本作には様々な環境が用意されており、森や水中の海、遊園地、工場、溶岩地帯、さらには雪に包まれたペンギンタウンなど、多様なステージが楽しめます。全体で70以上のステージが用意されており、隠しゴールをクリアすることでワールドマップ上のルートが分岐していくシステムがあります。全ステージをクリアすることは非常に難易度が高く、プレイヤーの挑戦が求められます。

主なキャラクター

- ハーミィ（声：高乃麗）

本作の主人公であり、恋人トリッシュとの待ち合わせ中にダストボックスに落ちてしまいます。

- トリッシュ（声：Reimy）

ハーミィのガールフレンドで、物語の冒険においては出番が少ないものの、重要な役割を果たします。

- オトモ君

ゲーム内には4種類のオトモ君が登場し、それぞれ異なる技を持ち、最大3匹まで仲間にできます。特定の場所では敵にアタックしたり、スターを集めたりと、様々な方法でプレイヤーをサポートします。

オトモ君の紹介

- ゴーグゥ（青タマゴ）

活発なペンギンキャラクターで、敵にアタックし、スターを集める頼もしい存在です。特に序盤から中盤にかけては重宝します。

- ウィングゥ（黄タマゴ）

ニワトリのキャラクター。スターを狙うことが得意で、高所のスターも取りに行くことができます。

- バアニィ（緑タマゴ）

亀のキャラクターで、陸上では敵にダメージを与えることができ、水中でも活躍する多彩な動きが魅力です。

- フレイミィ（ピンクタマゴ）

最も強力な攻撃を持つ恐竜のキャラクターで、成長することで強力な攻撃を繰り出すことができ、非常に貴重な存在です。

セーブとボーナスステージ

ステージクリアもしくはゲームオーバーになることで、最大3つのセーブデータをメモリーカードに保存できます。オトモ君の情報は記憶することができますが、ハーミィの人数はセーブされません。

ステージ内に隠された赤いダストボックスに入ることで3Dボーナスステージにアクセスできます。ボーナスステージではスターや1UPタマゴを獲得可能で、金色のゴールタマゴに触れることでステージクリアとなります。

主題歌

エンディング曲「Hermie」は、Reimyの歌唱によるもので、印象的なメロディが特徴です。

ハーミィホッパーヘッド 〜スクラップパニック〜