バサバサ

バサバサ (Swooper)



バサバサは、任天堂の人気ゲームシリーズであるマリオシリーズに登場する架空のキャラクターです。初めて姿を見せたのは『スーパーマリオワールド』であり、コウモリのモンスターとして知られています。洞窟天井にぶら下がり、接触した敵が来ると急降下して飛び回るシンプルな攻撃パターンを持ちます。

特徴と登場作品



バサバサは主に洞窟フィールドで見かけることが多く、初代登場時には緑色の体色を持っていました。動きは比較的遅いため、ジャンプで簡単に倒すことができます。特に『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』では、同じキャラクターが「パサパサ」と名付けられ、体色が青色に変わりました。このタイトルでは、パサパサが飛んでいる軌跡が白い点線として表示されます。さらに、バサバサは『スーパープリンセスピーチ』でも「パサパサ」として再登場しています。

変化するデザイン



後の作品『スーパーマリオ64』や『New スーパーマリオブラザーズ』では、再び青色に戻りますが、ゲームごとに体色が異なることが多いです。特に『マリオストーリー』では紫色に変化し、敵は天井に張り付いているため、マリオの基本攻撃が通用しません。このため、プレイヤーは工夫をしなければいけない場面もあります。また、この作品では吸血タイプの上級種「バサバサチュルル」が導入され、さらに強力な能力を持っています。

続編の『ペーパーマリオRPG』では、バサバサが全体的に強化され、「ヴァンパイヤーン」という上級種も登場します。ヴァンパイヤーンは特に高い体力を持ち、マリオのHPを非常に効率的に吸い取るため、強敵とされています。また、『マリオカートシリーズ』では、バサバサは低空を飛び回る形で登場し、他の敵キャラクターと異なり接触時のペナルティが少ないことが特徴です。

派生と近縁種



バサバサの派生キャラクターには「バサバサチュルル」があり、これも『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』に登場します。バサバサチュルルは、マリオからHPを吸収して回復する特性を持っており、通常のバサバサに比べて非常に強化されています。さらに、ペーパーバサバサは『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』で登場します。

一方、近縁種として「バットン」が存在します。バットンは、主に『スーパーマリオRPG』や『スーパーマリオギャラクシー』シリーズに登場し、体形が丸っこいのが特徴です。そして、ブルーの体色を持つアイスバットンなど、さまざまな種類が見られます。

まとめ



バサバサは、独特の存在感と多様性から、数多くのマリオシリーズにおいて印象的な敵キャラクターとなっています。ゲームの進行に伴って姿や能力を変えていくことで、多くのプレイヤーに愛されています。これからも彼の活躍を期待しています。

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