バスケットボールアルゼンチン代表とは？意味をやさしく解説

バスケットボール アルゼンチン代表

バスケットボールアルゼンチン代表は、アルゼンチンにおける男子バスケットボールのナショナルチームです。国際バスケットボール連盟（FIBA）の創設メンバーであり、長年にわたり国際舞台で活躍してきました。

歴史

アルゼンチン代表は、1950年に自国開催された第1回FIBA世界選手権（現FIBAバスケットボール・ワールドカップ）で初代王者となるという輝かしい歴史を誇ります。しかし、その後はオリンピックから遠ざかり、1996年のアトランタオリンピックで44年ぶりにオリンピック出場を果たしました。

2000年代に入ると、アルゼンチン代表は再び国際舞台で存在感を示し始めます。2002年のFIBA世界選手権では、予選リーグから8連勝で決勝に進出し、ユーゴスラビアとの激闘の末、銀メダルを獲得しました。そして、2004年のアテネオリンピックでは、準々決勝でギリシャ、準決勝でアメリカという強豪を破り、決勝ではイタリアを破って見事金メダルに輝きました。

2006年のFIBA世界選手権では4位、2008年の北京オリンピックでは銅メダルを獲得。北京オリンピック後には、FIBAランキングで1位となりました。2019年のFIBAワールドカップでは、4大会ぶりに銀メダルを獲得しています。近年では、2022年FIBAアメリカップで優勝を飾りました。

しかし、2023年のFIBAワールドカップアメリカ予選では、最終戦でドミニカ共和国に敗れ、1982年大会以来41年ぶりにワールドカップ出場を逃すという結果となりました。

主な国際大会成績

夏季オリンピック

1948年 - 15位
1952年 - 4位
1996年 - 9位
2004年 - 金メダル
2008年 - 銅メダル
2012年 - 4位
2016年 - 8位
2021年 - 7位

FIBAワールドカップ

1950年 - 優勝
1959年 - 10位
1963年 - 8位
1967年 - 6位
1974年 - 11位
1986年 - 12位
1990年 - 8位
1994年 - 9位
1998年 - 8位
2002年 - 準優勝
2006年 - 4位
2010年 - 5位
2014年 - 11位
2019年 - 準優勝
2023年 - 予選敗退

FIBAアメリカップ

優勝: 2001年, 2011年, 2022年
準優勝: 1995年, 2003年, 2005年, 2007年, 2015年, 2017年
3位: 1980年, 1993年, 1999年, 2009年, 2013年

主な選手

歴代選手

ルーベン・ウォルコースキー
ファン・イグナチオ・サンチェス
ウォルテル・エルマン
ダニエル・ファラベッロ
ガブリエル・フェルナンデス
ホルヘ・ゴンザレス
マヌ・ジノビリ
パオロ・キンテーロス
レオナルド・グティエレス
アンドレ・ノシオーニ
フアン・ペドロ・グティエレス
ルイス・スコラ
ロマン・ゴンザレス
ファブリシオ・オベルト
パブロ・プリジオーニ
アントニオ・ポルタ
フェデリコ・カメリッチ
ルカ・ビルドーサ
パトリシオ・ガリーノ

歴代ヘッドコーチ

フリオ・ラマス（1997-1999, 2011-2014）
セルヒオ・エルナンデス（2005-2010, 2015-2020,2021）
パブロ・プリジオーニ（2022-）

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