バスケットボールレバノン代表

バスケットボールレバノン代表

バスケットボールレバノン代表は、レバノンバスケットボール連盟 (FLB) の下、国際大会へ派遣される男子バスケットボールのナショナルチームです。

歴史

当初はヨーロッパ連盟に所属し、1949年と1953年のユーロバスケットに出場しました。1960年にアジア連盟が発足すると、これに転籍。
アジア選手権（現FIBAアジアカップ）では、2001年、2005年、2007年、そして2022年と、4度の準優勝を経験しています。

世界選手権（現FIBAバスケットボールワールドカップ）へは、2002年に初出場を果たしました。

日本で開催された2006年世界選手権にも出場し、ベネズエラ代表に勝利。さらに、フランス代表を1点差で破るという劇的な勝利も収め、2勝をあげました。しかし、グループラウンド敗退という結果に終わりました。

2010年世界選手権では、カナダ代表戦で残り4分58秒、マット・フレイジェ選手が逆転となる3ポイントシュートを成功させ、81-71で勝利しました。

2013年には、FIBAから資格停止処分を受け、全てのカテゴリーの試合への出場権を失いましたが、2014年に処分は解除されています。

2022年FIBA男子アジアカップでは準優勝を果たし、ワエル・アラクジ選手が大会MVPに選出されました。

2023年FIBAバスケットボールワールドカップ予選では、1次ラウンドを5勝1敗、2次ラウンドも2連勝と好調なスタートを切り、本大会への出場をいち早く決めました。本大会では1次ラウンドで全敗を喫し、順位決定戦へ。コートジボワール戦とイラン戦で勝利し、パリオリンピック予選の出場権を獲得しました。

主な国際大会成績

世界選手権/ワールドカップ

2002年 - 16位
2006年 - 18位
2010年 - 21位
2023年 - 23位

アジア選手権/FIBAアジアカップ

準優勝：4回 (2001, 2005, 2007, 2022)

歴代代表選手

マット・フレイジェ
ロニー・サイカリー
ファディ・エル・ハティブ
オマリ・スペルマン
ワエル・アラクジ
ジョナサン・アーレッジ
ノーベル・ペレ
アリ・ハイダル
セルヒオ・エル・ダーヴィッチ
ハイク・ギョクチャン
アリ・マンスール
ジェラルド・ハディディアン
アミール・サウード
アリ・メゼール
ジャド・ハリール

歴代ヘッドコーチ

ジャド・エル・ハジ (2022-2024)
ミオドラグ・ペリシッチ (2024-)

関連項目

* バスケットボール女子レバノン代表

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