バスケットボール女子ロシア代表

バスケットボール女子ロシア代表：歴史と実績

バスケットボール女子ロシア代表は、ロシアバスケットボール連盟が組織し、国際大会へ派遣する女子バスケットボールのナショナルチームです。本項では、1992年以前のソ連代表、そして1992年の独立国家共同体として参加したチームについても合わせて解説します。

輝かしい歴史

ロシア女子代表は、欧州屈指の強豪として知られています。1950年のユーロバスケットで初優勝を飾って以来、通算22回の優勝を誇ります。オリンピックにおいても、ボイコットにより不参加となった1984年ロサンゼルス五輪を除き、全ての大会に出場。金メダル3個を含む、計5個のメダルを獲得しています。

世界選手権（W杯）では、1959年大会以降、同じくボイコットにより不参加となった1979年ソウル大会を除き、6大会連続で優勝。出場した大会においては、1990年大会を除き、全て決勝に進出しています。

ソ連崩壊後の苦難と新たな挑戦

ソ連崩壊後、独立国家共同体として出場した1992年バルセロナ五輪では金メダルを獲得しましたが、ロシア代表となってからは、ユーロバスケットで2003年に優勝したのみで、オリンピック・世界選手権での優勝はまだありません。しかし、世界選手権では3大会連続で準優勝、オリンピックでも2大会連続で銅メダルを獲得するなど、依然として高い実力を維持しており、世界タイトルへの期待が寄せられています。

主な国際大会成績

オリンピック
1976年 - 金メダル（ソ連）
1980年 - 金メダル（ソ連）
1988年 - 銅メダル（ソ連）
1992年 - 金メダル（独立国家共同体）
1996年 - 5位（ロシア）
2000年 - 6位（ロシア）
2004年 - 銅メダル（ロシア）
2008年 - 銅メダル（ロシア）
2012年 - 4位（ロシア）
2016年 - 予選敗退（ロシア）
2020年 - 予選敗退（ロシア）
W杯
1957年 - 準優勝（ソ連）
1959年 - 優勝（ソ連）
1964年 - 優勝（ソ連）
1967年 - 優勝（ソ連）
1971年 - 優勝（ソ連）
1975年 - 優勝（ソ連）
1983年 - 優勝（ソ連）
1986年 - 準優勝（ソ連）
1990年 - 5位（ソ連）
1998年 - 準優勝（ロシア）
2002年 - 準優勝（ロシア）
2006年 - 準優勝（ロシア）
2010年 - 7位（ロシア）
ユーロバスケット
優勝：22回 (1950, 1952, 1954, 1956, 1960, 1962, 1964, 1966, 1968, 1970, 1972, 1974, 1976, 1978, 1980, 1981, 1983, 1985, 1987, 1989, 1991, 2003)

主な選手

マリア・ステパノワ

外部リンク

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