バッバ・ニクルス

マディリン・バッバ・アイダ＝マリー・ニクルスについて

マディリン・アイダ＝マリー・ニクルス（通称バッバ）は、1998年3月8日にアメリカ合衆国カリフォルニア州マーセドで生まれた女子ソフトボール選手です。外野手として知られる彼女は、アメリカのソフトボール代表チームにも選出されており、2021年の東京オリンピックでは銀メダルを獲得しました。

経歴と成績

ニクルスはわずか4歳でソフトボールを始め、若い頃からその才能を発揮してきました。カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLAブルーインズ）では、2019年に全米大学選手権であるWCWSで優勝を果たし、Pac-12カンファレンスではセカンドチームとファーストチームにそれぞれ2度選ばれるという栄誉に輝きました。

その後、2021年にはアスリーツ・アンリミテッドでプロデビューを果たし、2024年のアスリーツ・アンリミテッドAUXでは優勝を経験しました。また、2022年から2シーズンにわたりJDリーグのトヨタレッドテリアーズでプレーすることになり、主に4番打者としてチームの勝利に貢献しました。

2022年のシーズンでは打率.390を記録し、同リーグの西地区で第2位となる活躍を見せます。2023年も好調を維持し、打率.325を残し、チームの日本一にも寄与しました。これらの活躍により、彼女は2年連続でベストナイン（外野手）に選ばれました。

アメリカ代表としても、彼女は2015年および2017年の世界ジュニア選手権で優勝したほか、2021年の東京オリンピックや2022年のワールドゲームズでもプレーし、特に東京オリンピックでは準優勝の栄光を手にしました。

プライベートと人物

ニクルスの背番号は「48」で、これは父親のラッキーナンバーが「4」、母親のラッキーナンバーが「8」であることに由来しています。彼女は子供の頃から陸上競技選手のロロ・ジョーンズに憧れ、彼女を目標にしていることでも知られています。また、ニクルスはチャモロ族のルーツを持つことが彼女のアイデンティティの一部であり、文化的な誇りを感じています。

まとめ

マディリン・アイダ＝マリー・ニクルスは、ソフトボール界でも注目を集める選手であり、彼女の活躍は多くの若い選手たちにとっての憧れとなっています。将来の更なる成長が期待される中で、彼女はスポーツマンシップや文化的背景を大切にしながら、自らの道を進んでいくことでしょう。

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