バトゥミ・スタジアム

バトゥミ・スタジアムは、ジョージアのバトゥミに位置する近代的なスタジアムです。2018年1月に建設が開始され、約2年半後の2020年10月27日に、当時の首相であるギオルギ・ガハリアの出席のもと、無観客で落成式が開催されました。こけら落としは、同年11月1日に行われたFCディナモ・バトゥミ対FCディラ・ゴリの試合でした。

スタジアムは、開場以来FCディナモ・バトゥミのホームスタジアムとして使用されており、国内リーグの試合を中心に、多くのサッカーファンで賑わっています。また、サッカージョージア代表の国際Aマッチも開催されており、国際的な舞台としても活用されています。

2021年3月25日には、国内のスポーツベッティング会社であるAdjarabet社がスタジアムの命名権を獲得し、アジャラベット・アレナ（Adjarabet Arena）という名称が追加されました。これにより、スタジアムの運営資金の確保や、さらなる施設の拡充が期待されています。

2018年12月には、ルーマニアとの共催で行われたUEFA U-21欧州選手権2023の大会会場の一つに選出され、国際的なスポーツイベントの開催地としての地位を確立しました。

スタジアムのピッチは、当初天然芝でしたが、2021年5月7日にハイブリッド芝へと張り替えられました。これにより、選手のプレー環境が向上し、より質の高い試合が期待されています。

バトゥミ・スタジアムは、サッカーだけでなく、様々なイベントに対応できる多目的スタジアムとしての機能も備えています。コンサートや展示会など、地域住民の交流の場としても活用されており、バトゥミのランドマークとしての役割も担っています。

開催された主なイベント

サッカー
国際Aマッチ

外部リンク

バトゥミ・スタジアム - StadiumDB
バトゥミ・スタジアム - FCディナモ・バトゥミ公式ウェブサイト （グルジア語）

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