バトルフィールド3

バトルフィールド 3

『バトルフィールド 3』（Battlefield 3、略称：BF3）は、エレクトロニック・アーツが提供するFPSゲームで、バトルフィールドシリーズの第9作として2011年に登場しました。日本では2011年11月2日に発売され、初週で500万本の売上を記録した本作は、ゲーム業界に多大な影響を及ぼしました。

概要

本作は2014年を舞台にした近代戦をテーマにしており、アジア版には日本語音声と吹き替えが含まれています。キャンペーンストーリーは、『コール オブ デューティ モダンウォーフェア3』に影響を受けており、従来のシリーズに比べてシナリオもキャラクターも強化されている点が特徴です。PC版では、ゲーム配信プラットフォームのOriginを使用し、マルチプレイではバトルログが必須です。

興味深いことに、2011年11月にイランのIT情報誌で本作の販売禁止が告知され、この決定はアメリカ軍がイランを舞台にしたキャンペーンを含んでいたことから来ています。

シングルプレイの特徴

シングルプレイは、米海兵隊員のヘンリー・ブラックバーン軍曹への尋問という形式で進行します。プレイヤーは主にブラックバーンを操りますが、時には戦闘機のパイロットや戦車兵を操作する場面も用意されています。ストーリーは、彼がPLRという過激派テロリストに直面し、核爆弾テロを阻止するための奮闘を描いています。

主な登場キャラクター

ヘンリー・ブラックバーン

主役の一人で、アメリカ海兵隊第1海兵師団第1偵察大隊に所属する軍曹。ニューヨーク州バッファローからの出身で、最終ミッションの前にイランへ潜入し、核テロ計画を知り、その阻止に奔走します。

デビッド・モンテス

ブラックバーンの同僚であり、ニューヨーク出身の軍曹。彼はシニカルな性格で、最終ミッションではブラックバーンと協力して行動しますが、不幸にも命を落とします。

スティーブ・カンポ

冷静沈着なリーダー格の軍曹で、戦術に秀でています。 ブラックバーンと共に行動するが、彼もまた悲劇的な運命を辿ります。

ジェニファー・ホーキンス

アメリカ海軍空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」所属の女性中尉。空爆任務に参加し、重要な役割を果たします。

ディミトリ・マヤコフスキー

GRUに所属するスパイであり、ブラックバーンとは以前から面識があったようです。彼は核爆弾の在り処を探し出し、事件の真相を追求します。

マルチプレイの魅力

本作では、最大64人が同時に対戦できる機能が実現されています。プレイヤーは、アメリカ軍とロシア軍の間で繰り広げられる戦争を体験します。マルチプレイのゲームモードには、コンクエスト、ラッシュ、チームデスマッチなど多彩なルールが揃っており、それぞれの戦略が求められます。

各種兵科

兵科も多岐にわたり、突撃兵、工兵、援護兵、偵察兵といった役割が用意されています。特に突撃兵は、衛生兵としての役割も担えるため、バランスの取れたプレイが可能です。

エクスパンションと追加コンテンツ

『バトルフィールド 3』は、リリース後にいくつかの拡張パックを展開しました。これにより新たなマップや武器、ゲームルールが追加され、プレイヤーの体験はさらに豊かになりました。特に「Back to Karkand」や「Close Quarters」は高い評価を得て市場での人気を維持する要因となりました。

結論

『バトルフィールド 3』は、圧倒的な臨場感や緊迫感、ほかでは味わえないマルチプレイ体験により、多くのファンに愛され続ける作品です。近未来の戦争をリアルに体感したい方には、ぜひおすすめのゲームです。

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