バム・アデバヨ

バム・アデバヨ - NBAのタレント

バム・アデバヨ（本名・イドリス・フェミ・アデバヨ）は、1997年7月18日生まれでニュージャージー州ニューアーク出身のプロバスケットボール選手です。現在、NBAのマイアミ・ヒートに所属しており、ポジションはセンターまたはパワーフォワードを務めています。アデバヨはその多才なプレースタイルと強力なリーダーシップで知られ、チームの中心的存在として重要な役割を果たしています。

学生時代

ハイスクール

アデバヨは、ノースカロライナ州のハイポイント・クリスチャンアカデミーでプレーしていた2016年に、州の最優秀選手に選ばれました。彼はマクドナルド・オール・アメリカンゲームやジョーダン・ブランド・クラシックの出場メンバーに名を連ね、将来が期待される選手として注目を集めていました。

カレッジ

その後、アデバヨはケンタッキー大学に進学し、デアーロン・フォックスやマリック・モンクと共にプレーしました。大学1年時には先発に起用され、平均で13得点、12リバウンド、1.5ブロックを記録。NCAAトーナメントでも活躍しましたが、準々決勝でノースカロライナ大学に惜しくも敗れました。彼はその年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明し、ワン・アンド・ダンの選手としての立場を利用しました。

NBAキャリア

マイアミ・ヒート

アデバヨは、2017年6月22日に行われたNBAドラフトで全体14位でマイアミ・ヒートに指名されました。契約を結んだ後、ルーキーイヤーではハッサン・ホワイトサイドの控えとして69試合に出場し、平均6.9得点、5.5リバウンドを記録しました。

2018-19シーズンからは先発に定着し、特に2019年12月7日のフェニックス・サンズ戦では22得点と10リバウンドを記録しました。彼の活躍により、ホワイトサイドはポートランド・トレイルブレイザーズにトレードされました。

さらに2019-20シーズンでは、12月10日のアトランタ・ホークス戦で自身初のトリプルダブル（30得点、11リバウンド、11アシスト）を達成し、その後も優れたパフォーマンスを示しました。このシーズンでは、平均15.9得点、10.2リバウンド、5.1アシストという成績を残し、NBAオールスターゲームやオールディフェンシブチームにも選出されるなど、成長を遂げました。

2020-21シーズンには、5年契約を結び、さらなる成長を期待されましたが、シーズン中に怪我で数試合を欠場することになりました。それでも彼は、依然としてチームの重要な選手として活躍し続けています。

2021-22シーズンでは、負傷が影響しましたが、アデバヨの持つリーダーシップと技術はチームにとって不可欠な存在です。アデバyoのプレースタイルは、ディフェンスの強さだけでなく、攻撃においても多才であり、バスケットボール界での地位を確立しています。

個人成績

アデバヨのキャリアは、NBAとカレッジの両方で目覚ましいものであり、今後の活躍に注目が集まっています。彼がマイアミ・ヒートの一員としてどのような偉業を達成するのか、多くのファンが期待しています。

もう一度検索