バレーボール2017/18Vプレミアリーグ

2017/18 Vプレミアリーグ概要

2017年10月21日から2018年3月18日まで開催された「2017/18 Vプレミアリーグ」は、通算24回目となる大会です。次シーズンよりV.LEAGUE V1リーグへと移行するため、これが最後のV・プレミアリーグとなります。この大会には、男子と女子に分かれたそれぞれの競技が行われました。

榮墅の位置

このシーズンの男子大会では、パナソニック・パンサーズが4年ぶりに、通算5度目の優勝を手にしました。また、女子大会では久光製薬スプリングスが2年ぶりに、通算6度目の優勝を果たしました。

大会日程と形式

バレーボールの試合は、3回戦総当たり方式で行われたV・レギュラーラウンドから始まり、その後、上位6チームがVファイナルステージに進みました。ファイナルステージでは1回戦総当たりのファイナル6を実施し、さらに上位3チームがファイナル3およびファイナルに進出しました。ファイナルは2試合制で行われ、熱い戦いが繰り広げられました。

技術と変更点

今シーズンでは、技術統計の計算式が新たに導入され、サーブ効果率やサーブレシーブ成功率の算出方法が変更されました。また、チャレンジシステムの適用範囲も拡大され、観客や選手が試合中に判定状況を確認できるようになりました。これにより、試合の透明性が高まったと言えるでしょう。

選考委員会が決定したキャッチコピー「未来へつなげ！」は、Jリーグとのコラボレーションを象徴するもので、多くのファンに支持を得ました。オフィシャルサポーターを務めたのは、昨年に引き続き上野優華さんでした。

男子大会の詳細

男子のV・レギュラーラウンドでは、セントラル方式で試合が開催され、各チームが文字通り戦いを繰り広げました。このシーズンでは、サントリーの酒井大祐が男子通算出場セット数1159で新記録を樹立しました。また、パナソニックは早い段階でV・ファイナルステージ進出を決定しました。

ファイナル6では様々な選手が「VOM（V.Leaguer Of the Match）」に選ばれ、特に深津英臣（パナソニック）やイゴール・オムルチェン（豊田合成）などの活躍が光りました。残念ながら、試合中に清水邦広が負傷し、長期の治療が必要となりました。

女子大会の詳細

女子の大会でも中盤から激しい戦いが繰り広げられました。久光製薬が開幕からの13連勝を達成し、Vファイナルステージ進出を早々に決めました。ファイナル6では多くの素晴らしい選手がVOMに選出され、その中には栄絵里香（久光製薬）や奥村麻依（JT）などがいます。

愛知ダービーを制したトヨタ車体は、過去にない高ランキングとなり、チームの歴史に新たな1ページを刻みました。

大会の締めくくり

最終的に、男子・女子ともに、優勝チームが決まり、個人賞も発表されました。最後のVプレミアリーグは、新しい記録や技術的な向上が見られ、多くのファンにとって記憶に残る大会となりました。

今大会の情報は、Vリーグ公式サイトや関連サイトで詳しい結果や選手のプロフィールを確認できます。

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