バンコク・ユナイテッドFC

トゥルー・バンコク・ユナイテッドFC

トゥルー・バンコク・ユナイテッド・フットボール・クラブ（True Bangkok United Football Club）は、タイのパトゥムターニー県を本拠地とするプロサッカークラブです。タイ・リーグ1（1部）に所属し、国内トップレベルの強豪として知られています。

クラブの歴史

1988年にバンコク大学の学生チームとして設立されました。当初は大学リーグと並行してタイの下部リーグに参戦。着実に昇格を重ね、学生以外の選手も補強しながら力をつけ、2003年にはタイ1部リーグで優勝を果たすまでに成長しました。

2006年には、バンコク・ユニバーシティFCとしてリーグ初優勝を飾り、翌2007年にはAFCチャンピオンズリーグに初出場。川崎フロンターレや全南ドラゴンズ（韓国）といった強豪と対戦し、善戦するもグループリーグ4位に終わりました。

2009年、クラブ名をバンコク・ユニバーシティFCからバンコク・ユナイテッドFCに変更。ホームスタジアムもタンマサート・スタジアムからタイ・ジャパニーズ・スタジアムへ移転しました。

2010年には、タイ最大の通信事業者であるトゥルー・コーポレーションがオーナーとなり、クラブの経営基盤が強化されました。

2012年には、元ロアッソ熊本のFW宇留野純選手が加入し、日本人選手の活躍も注目されました。

2016年、再びホームスタジアムをタイ・ジャパニーズ・スタジアムからタンマサート・スタジアムへ戻しました。このシーズンはリーグ2位となり、AFCチャンピオンズリーグ2017予選2回戦への出場権を獲得しましたが、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムFCにPK戦の末に敗れました。2018年シーズンも2位で終え、AFCチャンピオンズリーグ2019予選2回戦に出場しましたが、ベトナムのハノイFCに0-1で敗れ、プレーオフ進出はなりませんでした。

2021/22年シーズンは2位となり、AFCチャンピオンズリーグ2023/24のグループリーグ出場権を獲得しました。

FC東京との提携

2017年3月21日、日本のJリーグに所属するFC東京とパートナーシップを締結しました。この提携により、ジャキット・ワクピロム選手とナッタウット・スクム選手がFC東京U-23に期限付き移籍し、J3リーグでプレーしました。

タイトル

国内タイトル

タイ1部リーグ: 1回 (2002-03シーズン)
タイ・プレミアリーグ: 1回 (2006年)
タイFAカップ: 1回 (2023-24)

国際大会成績

AFCチャンピオンズリーグ
出場回数：2回 (2007年、2023/24)
最高成績：ベスト16 (2023/24大会)

その他

数多くの外国人選手が在籍
日本人選手も過去に複数名在籍
近年は常に上位争いをする強豪クラブ
今後のアジアでの活躍も期待される

外部リンク

* 公式サイト

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