バンダイナムコテクニカ

株式会社バンダイナムコテクニカについて

株式会社バンダイナムコテクニカは、アーケードゲーム関連のアフターサービスを中心に事業を展開する日本の企業です。親会社は株式会社バンダイナムコアミューズメントであり、その完全子会社として位置づけられています。

概要

長年にわたり、バンダイナムコエンターテインメント（旧ナムコ、旧バンダイナムコゲームス、旧バンプレスト製品を含む）のアーケードゲームのアフターサービスは、自社のテクニカルセンターが担ってきました。しかし、2017年1月11日、バンダイナムコエンターテインメントは、アーケードゲーム製品のアフターサービスに加え、他社のアーケードゲーム製品や中古アーケードゲーム筐体の販売など、アミューズメント関連の新規事業を行う新会社として、株式会社バンダイナムコテクニカを新設分割により設立することを発表しました。

そして、2017年4月3日、バンダイナムコテクニカはバンダイナムコエンターテインメントからアーケードゲームのアフターサービス事業を承継しました。本社は、かつてバンダイナムコエンターテインメントテクニカルセンターが所在していた神奈川県横浜市神奈川区に置かれています。ただし、バンダイが発売するデータカードダス筐体の修理業務は、従来通り千葉県柏市にあるバンダイパーツセンターが担当しています。

事業拡大として、2017年7月にはRAW THRILLSが開発したアーケードゲームの取り扱いを開始し、2018年からは雄翔科技開発の水鉄砲型アーケードゲームの取り扱いも開始しました。さらに2022年には、水鉄砲型アーケードゲームの清掃業務をダスキンに委託し、有償による清掃サービスを開始するなど、事業領域を広げています。

沿革

2017年4月3日 - バンダイナムコエンターテインメントテクニカルセンターを分社化する形で設立。同時に、バンダイナムコエンターテインメントからアーケードゲームのアフターサービス事業を移管。
2018年4月1日 - バンダイナムコグループの再編に伴い、ナムコから商号変更されたバンダイナムコアミューズメントの子会社となる。
2022年6月8日 - 水鉄砲型ゲーム機の清掃をダスキンに委託し、有償による清掃サービスを開始。

主な取扱製品

自社製品

カクテリウム
フクロッカー
スマイルチケット

他社製品

RAW THRILLS
THE WALKING DEAD（2017年7月発売）
ジュラシック・パーク 42インチver（2017年7月発売、前作『ジュラシック・パーク アーケード』はバンダイナムコエンターテインメントが取り扱い）
UNIS
TO THA NET（2020年2月発売）
雄翔科技（SUPERWIN、SUPER WINGまたはXIONG XIANGと表記）
サブマリンレスキュー（2018年7月発売）
水でっぽう大冒険（2019年発売）
ガンガン水でっぽうmini（2023年12月発売）

まとめ

株式会社バンダイナムコテクニカは、アーケードゲームのアフターサービスを基盤としつつ、他社製品の取り扱いや新規サービスの展開を通じて、アミューズメント業界に貢献している企業です。今後の更なる事業拡大が期待されます。


外部リンク

株式会社バンダイナムコテクニカ

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