パゴダ平和記念塔

パゴダ平和記念塔：戦没者慰霊と平和への祈り

徳島県徳島市の眉山公園内に位置するパゴダ平和記念塔は、第二次世界大戦で亡くなった多くの戦没者の霊を慰めるために、1958年（昭和33年）に県ビルマ会によって建立されました。その美しい姿は、市内の各所から眺めることができ、平和への願いを象徴する存在となっています。

シュエダゴン・パゴダを模した外観

記念塔は、ミャンマー（旧ビルマ）の首都ヤンゴン（旧ラングーン）にある有名なシュエダゴン・パゴダを参考に建設されました。異国の地を思わせるその独特な建築様式は、訪れる人々に深い印象を与えます。塔内には、当時の貴重な資料が展示されており、戦争の悲惨さを伝えるとともに、平和の尊さを訴えかけています。

ビルマからの贈り物：仏舎利

パゴダ平和記念塔には、建立当時にビルマ（当時）から贈られた仏舎利が納められています。この仏舎利は、平和への祈りを込めて大切に祀られており、記念塔の重要な要素の一つとなっています。

眉山公園内のアクセス

記念塔は、眉山公園内に位置しており、JR徳島駅から徒歩10分の阿波おどり会館5Fから眉山ロープウェイで6分、眉山山頂下車後すぐにアクセスできます。周辺には、モラエス館などの観光スポットもあり、合わせて楽しむことができます。

基礎データ

開館時間: 9:30 - 17:00（10月・2月は9:30 - 16:00）
休館日: 月曜日 - 金曜日

周辺情報

モラエス館

パゴダ平和記念塔は、単なる慰霊碑としてだけでなく、平和を願うシンボルとして、多くの人々に親しまれています。眉山を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

関連情報
大滝山三重塔
* パゴダ

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