パステル ラヴ

「パステル ラヴ」は、1978年6月20日にリリースされた金井夕子のデビューシングルです。

制作の経緯

デビュー曲の制作にあたり、作家選出会議で当時人気のシンガーソングライターに依頼する方針となり、金井自身が熱望していた尾崎亜美へのオファーが実現しました。尾崎亜美は、自身の楽曲提供だけでなく、編曲に船山基紀を迎えることで、楽曲の魅力を最大限に引き出すことに貢献しました。

楽曲のヒット

オリコンヒットランキングでは最高35位を記録し、ベスト100位圏内に14週にわたりランクインするスマッシュヒットとなりました。売り上げは約5.7万枚を記録し、金井夕子の代表曲の一つとして広く認知されています。

収録曲

両A面シングルとしてリリースされ、2曲とも尾崎亜美が作詞・作曲、船山基紀が編曲を担当しました。

1. パステル ラヴ [3:44]
2. パーフェクト ゲーム [3:26]

カバーバージョン

「パステル ラヴ」は、発表後も様々なアーティストによってカバーされています。

尾崎亜美（1983年12月、セルフカバーアルバム『POINTS』に収録）
松本典子（1987年4月22日、シングル「KEEP ME HANGIN' ON 〜誘惑を抱きしめて〜」のB面）

松本典子によるカバーは、サン・ジョルディの日のイメージソングとしてラジオCMで使用され、音楽番組でも数回披露されました。当時、金井夕子と松本典子は同じ第一プロダクションに所属していました。

「パステル ラヴ」は、尾崎亜美の楽曲提供と船山基紀のアレンジ、そして金井夕子のフレッシュな歌声が融合した、1970年代後半を代表する歌謡曲の一つと言えるでしょう。

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