ビクタースポーツ

株式会社VICTOR SPORTS

株式会社VICTOR SPORTS（ビクタースポーツ）は、台湾のVICTOR RACKETS IND. CORPの関係会社であり、バドミントン用具の専門メーカーとして、大阪市西区に本社を構えています。この企業は、バドミントンの世界でのさらなる成長を目指し、品質の高い製品を提供し続けています。

企業の特徴

VICTOR SPORTSは、特にバドミントンに特化した製造・販売が行われており、現在、デンマークナショナルチームとスポンサー契約を結ぶなど、国際的にもその存在感を示しています。日本のJVCケンウッド（旧日本ビクター）グループとは直接の関係はありませんが、バドミントン界での影響力を持つ重要な企業です。

沿革

VICTORの歴史は1968年にさかのぼります。この年、現在の会長である陳登立氏が台湾の台北市で勝利バドミントン会社を設立し、バドミントン用品の製造を開始しました。1976年にはVICTORの商標が登録され、初のラケット工場も設立され、いよいよ海外市場に向けての販売が始まりました。

この進展により、1977年にはオーストリアや西ドイツ、マレーシア、カナダなどでの販売がスタートしました。1980年には、VICTORの協賛によるヨーロッパ大会「VICTOR CUP」が開催され、台湾のトッププロ選手との契約が結ばれるなど、国際的な展開が加速しました。1983年には、初のカーボンラケット「COLUMBIA」の販売が開始され、ウェアの製造と販売にも取り組み始めました。

1984年には、勝利体育企業有限会社がVICTOR RACKETS IND. CORPに社名変更されるなど、企業としての方向性が明確になりました。1992年には南京に工場が設立され、中国における生産拠点が確立されました。

2002年には新たな社長が就任し、VICTORは中国バドミントンユース大会の冠スポンサーとしても活動を開始しました。2009年には韓国やフィリピンのナショナルチームとの契約が結ばれ、2011年には日本での営業も開始されました。これにより、VICTORの製品は全世界で提供されるようになりました。

関係会社

主な関係会社であるVICTOR RACKETS IND. CORPは台湾に位置しており、バドミントン用品の製造において重要な役割を果たしています。

コーポレートアイデンティティ

VICTOR SPORTSのロゴには、青と橙の色が使用されています。青は空を、橙は大地を象徴し、これらはバドミントンに必要な全ての道具を提供するという意味を持っています。このデザインは、自然とバドミントンを結び付け、利用者により良い製品を提供するという意志を表現しています。

VICTOR SPORTSは、今後も引き続き世界中のバドミントン愛好者に向け、革新と品質の向上を追求していくことでしょう。

もう一度検索