ビーチェ・ヴァンツェッタ

ビーチェ・ヴァンツェッタ（Bice Vanzetta、1961年3月7日生まれ）は、イタリアのトレンティーノ＝アルト・アディジェ州トレント県カヴァレーゼ出身の元クロスカントリースキー選手です。彼女は1980年代中盤から1990年代中盤にかけて国際大会で活躍し、数々の実績を残しました。

彼女の兄であるジョルジョ・ヴァンツェッタもまた、クロスカントリースキー選手としてオリンピックで4つのメダルを獲得しています。兄妹揃ってクロスカントリースキーで素晴らしい成績を残していることは特筆に値します。

競技成績

ワールドカップ
1986年1月18日、クロスカントリースキー・ワールドカップにデビュー。20kmフリーで14位。
世界選手権
1987年ノルディックスキー世界選手権（オーベルストドルフ）:
5km: 13位
20km: 13位
リレー: 5位
1991年ノルディックスキー世界選手権（ヴァル・ディ・フィエンメ）: リレー銀メダル
1993年ノルディックスキー世界選手権（ファールン）: リレー銀メダル
オリンピック
1988年カルガリーオリンピック
1992年アルベールビルオリンピック: リレー銅メダル
* 1994年リレハンメルオリンピック: リレー銅メダル

ビーチェ・ヴァンツェッタは、1993-1994シーズンを最後に現役を引退しました。

総括

ビーチェ・ヴァンツェッタは、イタリアのクロスカントリースキー界において、世界選手権やオリンピックといった主要な国際大会でメダルを獲得した重要な選手の一人です。彼女の活躍は、兄ジョルジョとともに、イタリアのクロスカントリースキーの発展に大きく貢献しました。長年にわたる競技生活を通じて、彼女は多くのファンに感動を与え、その功績は今もなお語り継がれています。

もう一度検索