ピーター・オペガード

ピーター・オペガードは、1959年8月23日生まれのアメリカ人フィギュアスケート選手であり、現在はコーチとして後進の指導にあたっています。彼の選手としてのキャリアは、ペアスケーティングで最も輝かしい成果を収めました。

当初、オペガードはヴィッキ・ヒースレイとペアを組んでいましたが、1984-85シーズンにジル・ワトソンとのペアを結成。このパートナーシップは、彼のキャリアにおいて大きな転換点となりました。ワトソンとのペアは、その卓越した技術と表現力で観客を魅了し、数々の輝かしい成績を残しました。

彼らは1985年、1987年、1988年の全米フィギュアスケート選手権で優勝。3度も全米チャンピオンに輝くという偉業を達成しました。そして、1988年カルガリーオリンピックでは、その実力を世界に示すかのように、見事銅メダルを獲得しました。このオリンピックでのメダル獲得は、オペガードとワトソンのペアにとって、まさにキャリアの頂点であり、アメリカのフィギュアスケート史にその名を刻む出来事となりました。

引退後、オペガードは指導者の道を選び、ミシェル・クワンの姉であるカレン・クワンと結婚しました。コーチとして、井上怜奈&ジョン・ボルドウィン組など、数々の有力選手を育成し、その指導力が高く評価されています。

ピーター・オペガードの功績は、選手としての輝かしいキャリアだけでなく、指導者としての貢献にも及び、彼の情熱と才能は、アメリカのフィギュアスケート界に多大な影響を与え続けています。

主な戦績:
1985年 全米フィギュアスケート選手権 優勝
1987年 全米フィギュアスケート選手権 優勝
1988年 全米フィギュアスケート選手権 優勝
1988年 カルガリーオリンピック 銅メダル

[外部リンク]
* ピーター・オペガード - Olympedia（英語）

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