ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜』は、2010年に任天堂から発売されたニンテンドーDS用シミュレーションRPGです。本作は、シリーズ第3作『ファイアーエムブレム 紋章の謎』の第2部をリメイクしたもので、さらに『BS[[ファイアーエムブレム アカネイア戦記編]]』のリニューアル版も収録されています。

ストーリー

舞台はアカネイア暦605年。暗黒戦争終結から1年後、アリティア王子マルスの騎士を目指す若者がアリティア城を訪れます。一方、アカネイアでは、英雄ハーディンが国王として迎えられようとしていました。

ゲームシステム

『紋章の謎』からの追加要素

プロローグ: 『新・暗黒竜』と同様の序章が追加され、マイユニットがマルスの騎士となるまでの経緯が描かれます。新キャラクター、カタリナも登場します。
マイユニット: プレイヤー自身が作成するキャラクター。マルスの近衛騎士として、物語に深く関わります。名前、性別、容姿、兵種などを自由に選択可能です。マイユニットが倒れるとゲームオーバーになります。
カジュアルモード: 仲間ユニットが戦闘不能になっても、次のマップで復帰できるモードです。従来の、ユニットが死亡する「クラシックモード」も選択可能です。
戦績評価: 『聖魔の光石』以降廃止されていた戦績評価が復活。本編や新・アカネイア戦記、ダウンロードコンテンツでも評価されます。
新・アカネイア戦記: 『アカネイア戦記編』のリメイク版が収録されています。
人物相関図: 物語の背景や登場人物の関係性を確認できます。
みんなの様子: 出撃準備画面で、自軍ユニットがランダムでアイテムを拾ったり、経験値を獲得したりするコマンドです。DSの時計と連動した時間ゲージにより、効果が変わります。

『新・暗黒竜』からの継承・追加・変更要素

キャラクター、外伝マップ: 『新・暗黒竜』に登場したキャラクターや、本作の新キャラクターが登場する外伝マップが用意されています。
クラス: 『新・暗黒竜』のクラスが引き継がれています。敵専用ユニットとして蛮族が追加され、メディウス専用だった地竜が通常の敵としても登場します。
難易度: 「ノーマル」「ハード」「マニアック」「ルナティック」の4段階。ルナティッククリア後には、さらに難しい「ルナティック’」が出現します。カジュアルモードとクラシックモードは、難易度設定後で個別に選択できます。
武器の三すくみ: 剣、槍、斧の有利不利関係が本作にも導入されています。
兵種変更: ユニットの兵種を自由に変更できます。女性ユニットがソシアルナイトやジェネラルに変更可能になるなど、制約が緩和されました。高難易度クリア後には、兵種制限が解除されます。
マップポイントセーブ: マップ中のセーブポイントで途中セーブが可能です。
通信対戦: DSワイヤレス通信やニンテンドーWi-Fiコネクションを利用した対戦が可能です。
レンタルユニット: 他のプレイヤーのユニットを借りて使用できます。
オンラインショップ: ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して、ゲーム内通貨でアイテムを購入できます。
追加コンテンツ配信: 新規シナリオや特殊アイテムが配信されています。
その他: 味方ユニットが死亡した場合、スキップが中断されるよう改善されました。

評価

初回出荷本数は136367本でした。


本作は、往年のファンはもちろん、シリーズ初心者にもおすすめできる作品です。リメイクによって遊びやすさが向上し、新たな要素も加わって、より深くファイアーエムブレムの世界を楽しめます。

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