ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズ
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズ（FFCCシリーズ）は、スクウェア・エニックスが手掛ける「ファイナルファンタジー」シリーズから派生した外伝的な位置づけの作品群です。略称はFFCCシリーズと呼ばれています。FFシリーズとは異なり、ナンバリングタイトルではなく、サブタイトルが付けられるのが特徴です。
シリーズは、任天堂ハード向けに展開された経緯から、初期作品には任天堂との共同制作によるものも存在します。特に第1作は、エンディングで「Directed by Nintendo」とクレジットされているため、FFと任天堂のコラボレーション作品といえるでしょう。
FFCCシリーズの特徴として、物語の重要な鍵となる「クリスタル」の存在、クラヴァット、リルティ、ユーク、セルキーという4つの種族が登場することが挙げられます。また、イフリートなどの召喚獣は登場しないという点も、FFシリーズ本編とは異なる点です。クリスタルベアラーを除く作品では、お馴染みのチョコボも登場しません。
物語の時系列は、第1作を基準にすると、DS版の2作品が過去、Wiiウェア版が近未来、クリスタルベアラーが数千年後の世界を描いているとされています。
シリーズ作品一覧
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（Nintendo GameCube）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター（Nintendo Switch・PlayStation 4|PlayStation_4・iOS・Android）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト（Nintendo DS）
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（WiiWare）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム（Nintendo DS・Wii）
光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（WiiWare）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー（Wii）
シリーズ化までの経緯
第1作「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」は、スクウェアが任天堂からの出資を受けて設立したゲームデザイナーズ・スタジオによって制作されました。これは、実質的に任天堂ハード向けのFFを開発するための専用スタジオとしての役割を担っていました。その後、シリーズは「新生」FFシリーズとして展開されていくことになります。
『クリスタルベアラー』のエグゼクティブ・プロデューサーである河津秋敏氏は、作品について「スタッフにはこれからのFFのスタンダードになるくらいの意気込みで臨むように伝えています」と述べており、シリーズに対する強い意気込みが伺えます。
FFCCシリーズ独自の種族
FFCCシリーズには、4つの主要な種族が登場します。これらの種族の存在が、FFCCシリーズの大きな特徴の一つとなっています。また、これらの種族以外にも、モーグリやカーバンクルといったFFシリーズでお馴染みの種族も登場します。
クラヴァット
温厚で平和を愛する「温」の民。争いを好まず、あらゆる種族との融和を大切にする。多くの作品で主人公を務める種族です。
リルティ
伝統を重んじ、武を尊ぶ「武」の民。かつて大陸を支配していたという歴史を持ち、その誇りを胸に生きています。気性は荒いが、人望も厚く、世界の商業の中心を担っています。4種族の中では平均身長が低めです。
ユーク
知識を追求し、研究に没頭する「智」の民。リルティの武力支配に魔法で対抗した過去を持ちます。その外見は、魔力を最大限に活かすための仮の姿だとされています。4種族の中で最も平均身長が高いです。クリスタルベアラーでその謎が解き明かされます。
セルキー
己の利益を最優先する「我」の民。毛皮をまとい、盗品を身に着けていることが多いです。野生動物のような俊敏さと柔軟性を持ち、盗賊になる者も少なくありません。クリスタルベアラーでは、ベアラーになることはありません。
その他の登場種族
モーグリ
カーバンクル
関連項目
スクウェア・エニックス
ファイナルファンタジーシリーズ
ゲームデザイナーズ・スタジオ
板鼻利幸
任天堂
外部リンク
* ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
シリーズは、任天堂ハード向けに展開された経緯から、初期作品には任天堂との共同制作によるものも存在します。特に第1作は、エンディングで「Directed by Nintendo」とクレジットされているため、FFと任天堂のコラボレーション作品といえるでしょう。
FFCCシリーズの特徴として、物語の重要な鍵となる「クリスタル」の存在、クラヴァット、リルティ、ユーク、セルキーという4つの種族が登場することが挙げられます。また、イフリートなどの召喚獣は登場しないという点も、FFシリーズ本編とは異なる点です。クリスタルベアラーを除く作品では、お馴染みのチョコボも登場しません。
物語の時系列は、第1作を基準にすると、DS版の2作品が過去、Wiiウェア版が近未来、クリスタルベアラーが数千年後の世界を描いているとされています。
シリーズ作品一覧
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（Nintendo GameCube）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター（Nintendo Switch・PlayStation 4|PlayStation_4・iOS・Android）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト（Nintendo DS）
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（WiiWare）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム（Nintendo DS・Wii）
光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（WiiWare）
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー（Wii）
シリーズ化までの経緯
第1作「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」は、スクウェアが任天堂からの出資を受けて設立したゲームデザイナーズ・スタジオによって制作されました。これは、実質的に任天堂ハード向けのFFを開発するための専用スタジオとしての役割を担っていました。その後、シリーズは「新生」FFシリーズとして展開されていくことになります。
『クリスタルベアラー』のエグゼクティブ・プロデューサーである河津秋敏氏は、作品について「スタッフにはこれからのFFのスタンダードになるくらいの意気込みで臨むように伝えています」と述べており、シリーズに対する強い意気込みが伺えます。
FFCCシリーズ独自の種族
FFCCシリーズには、4つの主要な種族が登場します。これらの種族の存在が、FFCCシリーズの大きな特徴の一つとなっています。また、これらの種族以外にも、モーグリやカーバンクルといったFFシリーズでお馴染みの種族も登場します。
クラヴァット
温厚で平和を愛する「温」の民。争いを好まず、あらゆる種族との融和を大切にする。多くの作品で主人公を務める種族です。
リルティ
伝統を重んじ、武を尊ぶ「武」の民。かつて大陸を支配していたという歴史を持ち、その誇りを胸に生きています。気性は荒いが、人望も厚く、世界の商業の中心を担っています。4種族の中では平均身長が低めです。
ユーク
知識を追求し、研究に没頭する「智」の民。リルティの武力支配に魔法で対抗した過去を持ちます。その外見は、魔力を最大限に活かすための仮の姿だとされています。4種族の中で最も平均身長が高いです。クリスタルベアラーでその謎が解き明かされます。
セルキー
己の利益を最優先する「我」の民。毛皮をまとい、盗品を身に着けていることが多いです。野生動物のような俊敏さと柔軟性を持ち、盗賊になる者も少なくありません。クリスタルベアラーでは、ベアラーになることはありません。
その他の登場種族
モーグリ
カーバンクル
関連項目
スクウェア・エニックス
ファイナルファンタジーシリーズ
ゲームデザイナーズ・スタジオ
板鼻利幸
任天堂
外部リンク
* ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
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