ファジ丸

ファジ丸 - ファジアーノ岡山の愛されるマスコット

ファジ丸（ファジまる）は、Jリーグに加盟するファジアーノ岡山の公式マスコットキャラクターです。彼のデザインは、チーム名の由来となっているキジをモチーフにしており、岡山の地域に根付いた存在です。

概要

ファジ丸は性別が雄で、彼の好きな色はファジアーノレッド、すなわちえんじ色です。なぜか雨が苦手で、明るく元気な性格を持っています。特に子供たちに好かれる存在で、「ファジアーノ岡山の熱心なサポーター」という設定が与えられています。彼はクラブが地域リーグに参加していた頃から登場しており、2016年10月に導入された「ファジアーノ岡山応援ラッピングトレイン」では、そのイラストが大きく描かれていることから、クラブを象徴するキャラクターとして広く知られています。

歴史

ファジ丸は、2005年11月20日に初めての登場を果たしました。当初はイラストのみで、実際のキャラクターとしての姿はしばらくお預けでした。2006年に名前がファジ丸に決まり、彼のキャラクターが確立しました。そして、2009年6月7日には、J2リーグの岡山とC大阪の試合が行われた桃太郎スタジアムにて、待望の着ぐるみが初披露されました。これにより、ファジ丸はファジアーノ岡山を応援するフレンドリーで親しみやすいキャラクターとして注目を集めることとなったのです。

イベント参加

ファジ丸は、FUJI XEROX SUPER CUPの一環として行われる「Jリーグマスコット総選挙」にも積極的に参加してきました。この投票イベントにおいて、ファジ丸の位置づけは年々変化しています。2013年には全37体中28位、2014年には30位、2015年には37位と、徐々に支持を集めるようになりました。2016年までは、公式プロフィールで「Jリーグ非公認マスコット」との表記があったことも印象的です。

その後、彼は2017年に35位、2018年には42位、2019年に30位、2020年に32位、2021年には41位と、順位の変動を見せました。そして2022年には全54体中34位にまで成績を向上させています。

文化的存在

ファジ丸はファジアーノ岡山の試合での応援だけでなく、地域のイベントや子ども向けの活動にも積極的に参加しています。それにより、彼は観客やファンにとって欠かせない存在となっており、岡山のアイデンティティとしても認識されています。ファジ丸の明るさや親しみやすさは、ファジアーノ岡山のファンや地域の人々に深く根付いており、これからも愛され続けることでしょう。

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