ファミ☆ピョン

『ファミ☆ピョン』の概要

2011年4月20日から2011年10月12日まで、TBSで毎週水曜日の19:00から19:55まで放送された『ファミ☆ピョン』は、生活情報をテーマにしたバラエティ番組です。この番組は、数多くの芸能人やその家族が出演し、普段の彼らの姿や家族に関する様々なエピソードを紹介する内容となっていました。特に、芸能人が普段見せない素顔や本音、さらには行きつけのお店などが登場し、視聴者にとっても新鮮な体験を提供しました。

番組の終焉と後継

『ファミ☆ピョン』は、2011年10月12日に放送された2時間スペシャルを持って終了しましたが、その後すぐに『海老名さん家の茶ぶ台』というトークバラエティ番組がスタートしました。この新番組には、2代目林家三平と国分佐智子夫妻、また三平の母親である海老名香葉子がレギュラー出演し、急な番組変更となった背景には、テレビ雑誌では10月26日も『ファミ☆ピョン』を放送する予定だったという事情があります。『海老名さん家の茶ぶ台』も短命で、2012年3月14日に放送を終了しました。

番組放送の特徴

TBS系列では、『ファミ☆ピョン』に限らず、1982年から続いている『そこが知りたい』の枠を利用して、ローカルセールス枠が設けられています。これにより、放送される地域によっては異なる編成を組むことが可能でしたが、2時間のスペシャル番組の場合には、通常のネット局でも放送されることが多かったです。なお、RKBやCBCでは、野球中継がある場合に放送が休止されることもありました。

視聴率と人気

2011年7月13日に放送された回では、関東地区の視聴率が3.9%と、同日の『2011 FIFA女子ワールドカップ準決勝 日本対スウェーデン』の視聴率5.4%に及ばなかったことが話題となりました。これは、視聴者がスポーツに流れがちだったことを示唆しているエピソードです。

主な出演者

定期的な出演者は設定されていませんでしたが、何度も登場したタレントには、峰竜太、高田純次、薬丸裕英、いとうあさこ、森公美子、大島美幸（森三中）、大和田獏、大和田伸也、ユージ、そしてTBSアナウンサーの駒田健吾などがいます。これらの多様なタレントが織り成すトークや企画は、番組の魅力の一部を形成していました。

スタッフと制作

番組のテーマ曲は奥華子が担当し、ナレーションには永井一郎や一龍斎貞友が起用されました。また、構成やリサーチを手掛けたスタッフもおり、多岐にわたるクリエイターたちが一丸となって番組作りに取り組んでいました。

番組名の由来

本来、『おいしいリクエストバラエティ うま☆ピョン』としてスタートする予定だった『ファミ☆ピョン』は、様々な事情により名称が変更されました。初期はロート製薬が単独でスポンサーとして名を連ねていたものの、オープニングキャッチは無く、TBSテレビのみで放送されました。これは、枠がローカルセールスであるため、各地域で異なるスポンサーが常に当てられるためです。

こうして『ファミ☆ピョン』は、一時的な人気を博しながらも、数々のエピソードや出来事を持つ番組として、視聴者の記憶に刻まれました。

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