ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST

ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST

『ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST』は、FUNKY MONKEY BABYSの最後のベストアルバムで、2013年の3月27日にドリーミュージックから登場しました。このアルバムは、これまでのシングル曲やカップリング曲、アルバムに収録された楽曲を網羅しており、全39曲が収録されています。39曲という収録数は「サンキュー」という言葉の語呂合わせから来ていると言われています。

アルバムの構成

Disc 1: ファンBEST

アルバムの初めのディスクには、ファンが選んだ10曲が収められています。これはDAMやレコチョク、MUSIC ON! TVなどの各メディアで集計した結果を反映しており、ファンの思いを込めたベストです。

収録曲の例には、20thシングル「サヨナラじゃない」や、14thシングル「あとひとつ」、さらに「ちっぽけな勇気」、「告白」などがあります。これらの楽曲は、ファンにとって特に思い入れのある作品が集められており、活動の成果を感じることができる内容となっています。

Disc 2: メンバーBEST

次のディスクでは、メンバー自身が選曲した楽曲が含まれています。彼らの音楽に対する思いや、過去の思い出が詰まった13曲が収められており、彼らの音楽的な成長や変遷を示す貴重な内容となっています。最も感動的なのは、ラストシングル「ありがとう」が収録されていることです。この曲は、メンバーとファンとの絆を象徴するような楽曲でもあります。

Disc 3: シングルBEST

最後のディスクには、FUNKY MONKEY BABYSの歴代シングルが収録されています。特に人気のある楽曲や、名作と呼ばれる作品が網羅されており、彼らの音楽的な歴史を振り返ることができる内容です。

アルバムのビジュアル

ジャケットデザインには、前作と同様にDJケミカルが起用されていますが、初回限定盤のジャケットではメンバーが原人のコスプレをしており、非常にユニークな印象を与えています。「ラスト」という文字が明示されていることからも、彼らの活動の締めくくりを強く感じることができます。

売上と評価

アルバムはオリコンチャートで、発売から2週目にして首位を獲得。この快挙は、アヴリル・ラヴィーンの「ベスト・ダム・シング」以来の記録であり、彼らの人気と影響力を再確認させるものでした。

楽曲の裏側

このアルバムには、数々のアレンジャーや演奏者が関わっており、それぞれの楽曲がどのように生まれたのかを知ることで、さらに楽曲が深く理解できます。例えば、Disc 1の「サヨナラじゃない」では、Naoki-Tが全楽器の演奏を担当しています。

まとめ

『ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST』は、彼らの音楽活動の集大成として、ファンにとっても特別なアルバムであることに違いありません。それぞれのディスクが持つ個性と多様性により、FUNKY MONKEY BABYSの魅力を余すところなく感じることができます。

もう一度検索