フアン・グラテロル

フアン・ホセ・グラテロル・モンテビデオ

フアン・ホセ・グラテロル・モンテビデオ（Juan Jose Graterol Montevideo）は、1989年2月14日にベネズエラのアラグア州マラカイで誕生したプロ野球選手です。彼は捕手として知られ、右投右打で、現在はMLBのトロント・ブルージェイズ傘下に所属しています。発音については、グラデロール（GRAD-er-ALL）と読むのが正確です。

経歴

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

2005年、フアンはカンザスシティ・ロイヤルズと契約を結び、プロ入りを果たします。彼は2006年にドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズでプロデビューし、48試合に出場し、打率.296、20打点を記録しました。その後の年々も、異なるリーグで着実に成長を続け、2009年にはアイダホフォールズとバーリントン・ビーズという2つのチームで計32試合に出場し、打率.309をマークしています。2014年までの間には、AA級ノースウエストアーカンソーやAAA級オマハなどでプレーし、合計77試合で打率.278、4本塁打、30打点と記録します。

ヤンキース傘下時代

2014年12月にはニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、2015年のスプリングトレーニングに参加します。しかし、シーズンでは出場機会が減少し、合計28試合で打率.198、1本塁打、12打点にとどまりました。オフにはFAとなります。

エンゼルス時代

2016年1月、フアンはロサンゼルス・エンゼルスと再び契約をし、スプリングトレーニングに招待選手として参加しました。その年の中盤にメジャー昇格を果たし、デビューを果たします。メジャーリーグでは9試合に出場し、打率.286を記録。オフの11月にはDFA（指名解除の手続き）となります。

ブルージェイズ傘下時代

2016年11月28日にシンシナティ・レッズへウェイバーで移籍し、その後もマーケットで目まぐるしく移動します。2017年にはトロント・ブルージェイズ傘下で4試合に出場し、打率.429を記録しますが、同年4月にDFAとなります。

エンゼルス復帰

その後、エンゼルスに戻り、DFAからマイナー契約への流れがありましたが、たびたびアクティブ・ロースターにも加わります。最終的には自由契約となります。

ツインズ時代

2018年6月28日にはミネソタ・ツインズと契約し、アクティブ・ロースター入りを果たします。その後はレッズへ移籍し、FAとしての動きも多く見られました。

ツインズ傘下時代

2019年にはツインズとマイナー契約を結び、2020年11月には再びFAとなります。2020年末にはエンゼルスと再契約を結びました。

ブルージェイズ傘下時代（二期）

2021年にはトロント・ブルージェイズに金銭トレードで移籍し、彼のキャリアは新たなステージへと進みます。彼のプロ野球選手としての道は、数々の経験や苦労を伴いながらも続いています。

フアン・ホセ・グラテロルは、メジャーリーグでの数々の挑戦を経て、現在もそのキャリアを続け、多くのファンの期待と愛を受けています。

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