フアン・マヌエル・イトゥルベ

フアン・マヌエル・イトゥルベ・アレバロスは、1993年6月4日、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれたサッカー選手です。現在はギリシャのアリス・テッサロニキに所属し、フォワードとしてプレーしています。パラグアイ代表としても活躍しています。

クラブ経歴

イトゥルベは、2009年6月28日にパラグアイのセロ・ポルテーニョでプロデビューを果たしました。2010年8月にはアルゼンチンのキルメスACに移籍。その後、2011年1月にポルトガルの強豪FCポルトへの移籍が決定し、18歳となるのを待って正式に加入しました。ポルト加入までの間は、古巣のセロ・ポルテーニョに復帰し、2011年2月17日にはコパ・リベルタドーレスのCSDコロコロ戦で2ゴールを挙げる活躍を見せました。

2013年夏には、セリエAに昇格したエラス・ヴェローナにレンタル移籍。チームを10位に導く原動力となり、その活躍が認められ、ユヴェントス、ACミラン、ASローマ、レアル・マドリードといった国内外の強豪クラブが獲得に興味を示しました。2013-14シーズン終了後、エラス・ヴェローナは1500万ユーロでイトゥルベを買い取ることを決定しました。

しかし、2014年7月16日には、争奪戦を制したASローマへの移籍が決定。移籍金はボーナスを含めて2450万ユーロと発表されましたが、実際には彼の保有権を持つ第三者に支払う金額も含めると3000万ユーロ近い金額だったと報じられています。

その後、2016年1月1日にはAFCボーンマスへ、2017年からはトリノFCへレンタル移籍。2017年8月21日には、メキシコ・リーガMXのクラブ・ティフアナに買取オプション付きのレンタル移籍をしました。2018年にはクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルへ移籍。そして、2021年8月27日、アリス・テッサロニキに2年契約で移籍し、現在に至ります。

代表経歴

イトゥルベは、パラグアイ代表として2009年に親善試合のチリ代表戦で16歳という若さでA代表デビューを果たしました。また、アルゼンチン代表としても2011年の南米ユース選手権、2011 FIFA U-20ワールドカップに出場しています。しかし、最終的にはフル代表はパラグアイ代表を選択し、プレーしています。

プレースタイル

イトゥルベは、スピードとテクニックを兼ね備えたドリブラーで、左右両足から強烈なシュートを放つことができます。また、チャンスメイク能力も高く、攻撃的なポジションならどこでもこなせるユーティリティ性も持ち合わせています。

獲得タイトル
セロ・ポルテーニョ
リーガ・パラグアージャ (1) : 2009

FCポルト
スーペル・リーガ (1) : 2011-12
* スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ (1) : 2013

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