フェスタ (アルバム)

レミオロメンの記念すべきインディーズデビュー作であるミニアルバム『フェスタ』は、2003年3月12日にDAIZAWA RECORDSからリリースされました。この作品は、彼らの初期の音楽性を色濃く反映しており、後のメジャーデビューへと繋がる重要な足跡として、今も多くのファンに愛されています。

作品概要

『フェスタ』は全6曲を収録。そのうち「波」を除く5曲は、1stオリジナルアルバム『朝顔』に再録されており、初期の代表曲を網羅した内容となっています。インディーズ時代ならではの荒削りながらも、熱いエネルギーが感じられるサウンドが特徴です。

また、1stシングル「雨上がり」と共に、現在でも新品で購入できる貴重なCDであることも、この作品の価値を高めています。レミオロメンの原点に触れたいファンにとっては、必携のアイテムと言えるでしょう。

収録曲について

1. フェスタ

アルバムの表題曲であり、ライブでも定番のナンバー。疾走感あふれるメロディと、前向きな歌詞が印象的です。1stフルアルバム『朝顔』にも収録されています。

2. まめ電球

日常の中にある小さな光を見つめるような、温かいバラード。藤巻亮太の優しい歌声が心に沁みます。こちらも『朝顔』に再録。

3. 波

このアルバムのみに収録されている楽曲。他の曲とは異なり、独特な雰囲気を持っています。

4. すきま風

切ないメロディと、寂しげな歌詞が胸を締め付けるミディアムテンポのナンバー。『朝顔』にも収録。

5. 日めくりカレンダー

過ぎ去っていく日々を惜しむように歌う、ノスタルジックな楽曲。『朝顔』に再録。

6. ビールとプリン

ユニークなタイトルとは裏腹に、ほろ苦い感情を歌ったナンバー。大人の恋を思わせる歌詞が印象的。『朝顔』に再録。

参加ミュージシャン

レミオロメン
藤巻亮太：ボーカル、ギター
神宮司治：ドラムス
前田啓介：ベース

『フェスタ』は、レミオロメンの初期衝動と、その後の音楽性を確立していく過程を垣間見ることができる作品です。彼らのファンはもちろん、日本のロックシーンに興味がある方にも、ぜひ聴いていただきたい一枚です。

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