神宮司治

神宮司治（じんぐうじ おさむ）は、1980年3月5日生まれ、山梨県出身のドラマーです。人気バンド・レミオロメンのメンバーとして、ドラムとコーラスを担当しています。愛称は『オサ』。

人柄と趣味

神宮司は、自らを「好奇心旺盛で探究心が強い、一人遊びが好き」と評しています。動物好きで、特に鳥を愛しており、ドラムスティックには自作のキャラクター「オサ鳥」を描いています。また、花粉症に悩まされている一面も。

音楽以外にも多彩な趣味を持ち、料理、将棋、ゴルフ、釣りを嗜みます。特筆すべきは、オリーブオイルソムリエの資格を所有していることで、その知識を活かした活動も行っています。さらに、ゲーム好きとしても知られ、夜な夜なゲームに興じるゲーマーでもあります。

生い立ちと音楽への道

自営業を営む家庭の次男として生まれた神宮司は、中学1年生の時に兄の影響でドラムを始めます。高校ではブラスバンド部に入部しますが、小学校からの友人である藤巻亮太、前田啓介と結成したバンド「おさむさんバンド」に専念するため退部。

親からは音楽活動を反対され、指定校推薦で理系の大学に進学するも、1年で中退。その後、医療系の分野に興味を持ち看護学校へ入学します。看護学校在学中に藤巻と前田に誘われ、レミオロメンを結成。当初はプロ志向の2人と、学業との両立を目指す神宮司との間に意識の差がありましたが、後に看護学校を休学し、レミオロメンの活動に専念することを決意します。

音楽活動

2009年からはドラマーの山木秀夫と親交を深め、薫陶を受けています。楽器にもこだわりを持ち、2008年の『Wonderful & Beautiful』ツアーからSONORのSQ2シリーズをメインに使用。シンバルはジルジャン、パイステなどを組み合わせて使用しています。レコーディングでは、SONOR以外にもラディックやムッサーのヴィンテージセットを使用することも。以前はカノウプスのセットを使用していましたが、デビュー当時は2枚だったクラッシュシンバルが3枚に増えています。また、左手側にはローランドの電子パッドが2つ設置されており、楽曲によって使用しています。

SONORのモニターになれたのは、山木秀夫との出会いがきっかけとのこと。ヴィンテージ楽器を集めるようになったのも、山木の影響が大きいそうです。

レミオロメン活動休止後

2012年2月にレミオロメンが活動休止してからは、自身が企画するライブ"Happy Session"やドラムクリニックを開催。2013年秋からはベッキーのライブサポートメンバーとしても参加。オリーブオイルへの造詣を深め、オリーブオイルソムリエの資格を取得し、関連イベントにも出演しています。

2014年10月1日からは、地域情報メディア「Walker47」にて、「オリーブオイルマスターソムリエ　“レミオロメン”神宮司治のライフサプリ」の連載を開始。同年11月13日には、「THE TURTLES JAPAN」への参加を発表。2017年からはDEAN FUJIOKAのサポートドラマーとしても活動しています。

テレビ出演

過去には、フジテレビの音楽番組「僕らの音楽」にて、秦基博の「Girl」の演奏にドラマーとして参加しました。

神宮司治は、レミオロメンのドラマーとしてだけでなく、多岐にわたる活動を通じて、その才能を発揮し続けています。

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