フェニックステレビ (日本)

フェニックステレビ（鳳凰衛視）は、香港を拠点とする鳳凰衛視が制作する中国語番組を専門に放送する日本の衛星放送チャンネルです。現在は株式会社大富によって運営されています。ここでは、その前身である「楽楽チャイナ」時代から現在に至るまでの変遷について解説します。

楽楽チャイナ時代

1998年6月1日、楽楽チャイナはスカイパーフェクTV!（現：スカパー!プレミアムサービス）にて試験放送を開始し、同年7月1日に有料放送を開始しました。番組は中国大陸（中国中央電視台など）、香港（鳳凰衛視、無綫電視など）、台湾（東風衛視など）の放送局から提供を受け、一部は同時ネットで放送されました。また、一部の番組には日本語字幕が付与され、その中には運営会社である株式会社ラクラクコミュニケーションズが自ら翻訳・制作した作品も含まれていました。

フェニックステレビ（鳳凰衛視）時代

2006年10月1日、チャンネル名は楽楽チャイナ（鳳凰衛視）に変更され、鳳凰衛視の中国語番組に特化するようになりました。これにより、日本語字幕付き放送は事実上終了し、純粋な中国語チャンネルとしての道を歩み始めました。2007年12月1日には、チャンネル名が鳳凰衛視に改名されました。

2009年4月1日、ラクラクコミュニケーションズは同チャンネルの運営から撤退し、株式会社大富に譲渡されました。その後、2013年4月1日に現在のチャンネル名であるフェニックステレビ（鳳凰衛視）に改名され、現在に至っています。

不祥事

2007年8月には、中国国防相に同行した取材スタッフが、撮影禁止区域であった潜水艦やイージス艦を隠し撮りするという事態が発生しました。

その他

現代ビジネスの記事によると、フェニックステレビは中国共産党と直接的な関係がある報道機関であるとされています。


外部リンク
フェニックステレビ番組 - 大富
Ch.518 フェニックステレビ（鳳凰衛視） - スカパー!プレミアムサービス

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