フェリペ・アウグスト・ジ・アウメイダ・モンテイロ

フェリペ・アウグスト・ジ・アウメイダ・モンテイロ（Felipe Augusto de Almeida Monteiro）、通称フェリペは、1989年5月16日ブラジルのモジ・ダス・クルゼス出身の元サッカー選手です。ポジションはディフェンダー（CB）。

クラブ経歴

ブラジル時代
2009年、ウニオンFCでプロキャリアをスタート。
2011年、CAブラガンチーノへ移籍。
2012年、SCコリンチャンス・パウリスタへ移籍。この年、FIFAクラブワールドカップ2012で優勝を経験しました。コリンチャンスでは公式戦通算70試合に出場し、3得点を記録。

FCポルト
2016年、ポルトガルリーグの強豪FCポルトへ移籍。8月12日のリオ・アヴェFC戦でリーグデビューを飾り、FCポルトでの初出場も果たしました。この試合でイエローカードを受けたものの、チームは3-1で勝利。8月23日に行われたチャンピオンズリーグプレーオフのASローマ戦セカンドレグでは、移籍後初得点を記録し、チームのCL出場に貢献しました。その5日後のスポルティングCPとのリーグ戦では、リーグ初ゴールを決めました。

アトレティコ・マドリード
2019年5月27日、スペインのアトレティコ・マドリードへ移籍。移籍金は2000万ユーロ。8月25日、ラ・リーガ第2節のCDレガネス戦で、88分にトマ・レマルとの交代で移籍後初出場。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ、FCロコモティフ・モスクワ戦で移籍後初得点を記録。
2019-20シーズンは、CBに故障者が続出したチーム事情もあり、リーグ戦25試合に出場し1ゴールを記録。翌シーズンは3バックシステムが導入されたこともあり出場機会が増加し、31試合に出場。リーグ最少失点でのリーグ優勝に貢献しました。

ノッティンガム・フォレスト
2023年1月31日、イングランドのノッティンガム・フォレストFCへ移籍。1年半の契約を結びました。
2023-24シーズン終了後、現役を引退。

代表経歴

2016年3月、2018 FIFAワールドカップ・南米予選のパラグアイ代表戦に臨むブラジル代表メンバーに選出されましたが出場機会はありませんでした。
2018年8月、アメリカ合衆国代表、エルサルバドル代表との親善試合に挑むメンバーにも招集され、9月12日のエルサルバドル代表戦で代表初出場を果たしました。

フェリペは、空中戦の強さと対人守備の能力に長けたCBとして、各クラブで重要な役割を果たしました。特にアトレティコ・マドリードでは、ディエゴ・シメオネ監督の下で守備の要として活躍し、リーグ優勝に大きく貢献。ブラジル代表としても、今後の活躍が期待される選手でした。

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