フォレストリーヴズ熊本

フォレストリーヴズ熊本の概要

フォレストリーヴズ熊本（Forest Leaves Kumamoto）は、熊本県熊本市を本拠地とする女子バレーボールチームです。2024-25シーズンにはV.LEAGUE WOMENに所属し、そのプレーで多くのファンを魅了することでしょう。運営はフォレストリーヴズ熊本株式会社が行い、創設当初から監督を務める中島裕二が代表をつとめています。

このチームは2005年4月に設立され、2008年からはVリーグ2部に参加。2018年にはV.LEAGUE Division1への昇格が決定しましたが、経営の不安定によりマイナスな状況に直面しました。それでも、現運営会社が設立されることにより、チームは再始動しました。具体的には、医療・介護福祉施設との連携や地域貢献活動を推進しながら、V1リーグ昇格を目指して努力し続けています。

チーム名の由来

チーム名の「フォレストリーヴズ」は、熊本に「バレーボールの森」を築くという理念と「杜の都」である熊本の特徴を掛け合わせて名付けられました。「フォレスト」は森を意味し、スタッフや選手がそれぞれの役割を果たす「葉」を象徴する「リーヴズ」との関係も表現されています。さらに、フォレストリーヴズ熊本のマスコットキャラクターである『フォレスティン』は、緑色の顔に葉と炎が融合した独特のデザインでファンからの人気を集めています。

チームの歴史

フォレストリーヴズ熊本は地域密着の方針のもと設立され、最初は地域リーグで活動していました。2006年には地域リーグに参戦し、2008年には優勝を果たし、チャレンジリーグへの昇格を果たします。しかし、初めて挑戦したV・チャレンジリーグでは厳しい結果が続きました。

特に2013年には監督による選手への体罰が発覚し、チームは制裁処分を受けることになりました。これにより、サポートを受けていた選手たちは新たな道を模索し、離れることもありました。2018年には熊本地震の影響で経営が悪化し、廃部状態に陥ることが報じられました。運営会社は退社届を提出され、危機的状況に置かれましたが、その後、支援者が現れるとともに新たな運営体制が整えられ、チームは新しい一歩を踏み出しました。

近年の成績

再始動後、フォレストリーヴズ熊本はVリーグS3ライセンスを取得し、2020-21シーズンからV2リーグに参戦しました。チームは最初のシーズンに苦戦を強いられましたが、2022-23シーズンにはVリーグ復帰後の試合で初勝利を挙げ、この成果はチームの士気を高める重要な一歩となりました。

現在の活動と選手紹介

現在、フォレストリーヴズ熊本は地域貢献を重視しつつ、V.LEAGUE WOMENでの活躍を目指しています。選手たちは多彩な背景を持ち、熊本出身の選手や様々な経験を積んできた選手たちがそろっています。今後の成長に期待が寄せられるこのチームは、引き続き地域を支える活動を続け、ファンとの絆を深めていくことでしょう。

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