フォレスト・ウォール

フォレスト・アレクサンダー・ウォール：MLBを駆ける俊足巧打の外野手

フォレスト・アレクサンダー・ウォール（Forrest Alexander Wall, 1995年11月20日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州出身のプロ野球選手。外野手として、MLBのサンディエゴ・パドレス傘下で活躍しています。右投左打。

プロ入りとロッキーズ傘下時代

2014年のMLBドラフトで、コロラド・ロッキーズから1巡目（全体35位）という高い評価を受け指名されプロ入り。ルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズでプロとしてのキャリアをスタートを切りました。ここでは、41試合に出場し、打率.319、3本塁打、24打点、18盗塁と、その才能の一端を見せつけました。

2015年には、A-級ボイシ・ホークスとA級アッシュビル・ツーリスツでプレー。2チーム合計で103試合に出場し、打率.286、7本塁打、47打点、25盗塁を記録し着実にステップアップ。

2016年はA+級モデスト・ナッツで120試合に出場し、打率.264、6本塁打、56打点、22盗塁の成績を残しました。

2017年はA+級ランカスター・ジェットホークスで22試合に出場、打率.299、3本塁打、16打点、5盗塁を記録。

2018年はA+級ランカスターとAA級ハートフォード・ヤードゴーツでプレーしました。

ブルージェイズ傘下時代

2018年7月、呉昇桓とのトレードでトロント・ブルージェイズへ移籍。AA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、移籍前を含めた3チーム合計で128試合に出場、打率.263、10本塁打、44打点、38盗塁を記録しました。

2019年はAA級ニューハンプシャーとAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、2球団合計で123試合に出場、打率.268、11本塁打、45打点、14盗塁を記録しました。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦の出場はありませんでした。

2021年はAAA級バッファローで78試合に出場し、打率.266、1本塁打、20打点、35盗塁を記録。オフにFAとなりました。

マリナーズ傘下時代

2022年3月、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、AAA級タコマ・レイニアーズで120試合に出場。打率.255、6本塁打、41打点、52盗塁を記録し、再びFAとなりました。

ブレーブス時代

2023年2月、アトランタ・ブレーブスとマイナー契約。AAA級グウィネット・ストライパーズで開幕を迎え、7月18日にメジャー契約を結びました。7月22日のブルワーズ戦でMLBデビュー。代走として出場し、二盗、三盗を連続で成功させる鮮烈なデビューを飾りました。この年、メジャーでは15試合に出場し、打率.462、1本塁打、2打点、5盗塁と高いパフォーマンスを見せました。

2024年も当初はブレーブスに在籍していましたが、7月22日にDFAとなり、チームを離れることになりました。

マーリンズ時代

2024年7月、ウェイバー公示を経てマイアミ・マーリンズへ移籍。メジャーで3試合に出場しましたが、8月にはAAA級へ降格、再びDFAとなりました。

オリオールズ傘下時代

2024年8月、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結びましたが、メジャー昇格は叶わず、オフにFAとなりました。

パドレス傘下時代

2025年1月、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、現在に至ります。

フォレスト・ウォールは、その俊足と高い野球センスで、MLBの舞台での活躍を目指し続けています。今後の彼の活躍から目が離せません。

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