フォンタナ・レコード

フォンタナ・レコードは、アメリカ合衆国ロサンゼルスに拠点を置くレコード会社です。

来歴

1954年、オランダの音響機器メーカーであるフィリップス・レコードを親会社として誕生しました。ロックンロールの黎明期から、多様なジャンルのアーティストの作品をリリースし、音楽シーンに貢献しました。

1972年、フォンタナ・レコードはポリグラムに売却されました。1974年以降は、イギリスおよびヨーロッパ地域では休眠状態となります。しかし、その間も日本ではフィリップスのクラシック音楽作品の廉価版レーベルとして、その名前が使用されていました。

1980年代後半になると、フォンタナ・レコードは活動を再開し、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ティアドロップ・エクスプローズ、ペル・ウブ、コクトー・ツインズ、スウィング・アウト・シスターなど、ニュー・ウェイヴやオルタナティブ・ロックのアーティストの作品をリリースし、再び注目を集めました。

1990年代に入ってからも、ハウス・オブ・ラヴ、ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ、オーシャン・カラー・シーン、オリータ・アダムス、ジェイムスといったアーティストのアルバムをリリースし、幅広い音楽ファンに支持されました。

1999年以降は、フォンタナ・ディストリビューションの傘下となり、現在に至ります。

特徴

フォンタナ・レコードは、ロックンロール、ポップ、ニュー・ウェイヴ、オルタナティブ・ロックなど、多様なジャンルの音楽を扱ってきたことが特徴です。また、新人アーティストの発掘にも積極的であり、多くの才能を世に送り出してきました。

外部リンク

Official website of Fontana Distribution（アーカイブ）
Fontana story from BSN Pubs

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